痛いのは美学では防げない

今日の担当の看護師さんが、よく眠れますか?って聞いたので、傷が痛くなって目が覚める、ベッドマットの芯材が硬くて長く寝てると尻が痛くなる、と話すと、マットを替えてみましょうか?との返事。マットを替えてくれるなんて思いもしなかったので、驚きつつも、お願いします!といった。今、そのマットに寝そべってこれを書いているけど、沈んだ尻が芯材に当たることなくチョー快適。ぼくはブツブツ言うよりはガマンする方だ。それは一見美徳のように見える。でも実際は、単にコミュニケーション能力が欠如しているだけかもしれない

アイスクリームに関する哲学

今日の沖縄は快晴で最高気温は31度とのこと。沖縄の夏にはアイスクリームがよく似合う。ぼくの探し方が足りないのか、ブルーシールのミントをこちらで見かけなくなった。今沖縄にいるヨッパライ某は、好物のブルーシールのミントを食べていた。ぼくはさっき1階の売店にシロクマを買いに行って気が変わり、一番安いジャムモナカを買った。高いアイスクリームはなんだか落ち着かない。アイスクリームは安っぽいのに限る。

夜と朝の間に

ICUを出て以来、毎晩2~3時間おきに目が覚める。すぐに寝付くのだけど、2時間ほどで体のあちこちがしびれ、痛くなって起き上がる。廊下を散歩したりトイレに行ったりして痛みが引いてきたら、また寝る。すぐに寝付くのだが、2~3時間後に体が痛くなってまた目が覚める。このサイクルが朝まで続く。原因は胸の傷。長く寝ているとなぜが痛み出し、寝返りが打てなくなる。看護師は痛み止めを出すから無理せず飲んで下さいというのだけど、なんとなくカッコ悪い気がして断っている。

アイ スクリーム

久しぶりに食べたら練乳たっぷりの、ちょっと高級な味に変わっていた。店で食べる味に近い。しかしぼくは思わず言いたくなった。ぼくはあの安っぽい味が気に入っていたのに、どうしてくれるんだ!と言いつつ、おいしかったのでまた明日も買おうと思う

微熱少年の午後

今の病室に移る前、入口のベッドに高齢の男性が寝ていて、天井の一点をまばたきもせずじっと見つめていた。その目が今も忘れられない。あれは未来のぼくだ。その時なぜかそう思った。未来のことは分からないが、ここにいると、これまでとは違う未来が時々見える

スタート

リハビリのメインは自転車こぎ。こいでも進まない役立たずの自転車に乗って20分間、60回転/分をキープしながら見えないサイクリングロードを黙々と走る。途中、先生がニヤニヤしながらペダルの負荷を上げていく。苦しくはないけど、運動不足を痛感する。退院したら体を作り直そうと思っていたのだけど、既にそれは始まっている

あの頃はよかった

午後、胸に貼り付けられた縦一文字のデカい絆創膏が取れた。傷口はちゃんと測ってないけど、多分30センチ以上あると思う。学生の頃だったら、友人たちに見せびらかしてドヤ顔できたのに。今はこれを見せる相手が見つからない。とても残念だ。
(写真は割愛しました)