Kagoshima Rock Fest vol.2 開催のお知らせ

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「Kagoshima Rock Fest vol.2 -Super Premium Rock Show-」
■日時
2009年9月23日(水)
16:30 Open 17:00 Start
■会場
CAPARVO HALL
鹿児島市東千石町3-41 キャパルボ8F
TEL:099-227-0337
URL:http://www.caparvo.co.jp/
■出演
JET IN BOOTS(福岡・東京)
face to ace(東京)
ONE EYED TROUSER SNAKE(愛知)
JET ROCK(福岡)
トカレフ侍(熊本)
VOLCANIC AsH(鹿児島)
■料金
前売券 3000円(要1ドリンクオーダー)
当日券 3500円(要1ドリンクオーダー)
全自由席 整理番号付き
■チケット販売(5月30日)
・KRF事務局
・チケットぴあ Pコード597-428
※入場時の整理番号は、ぴあ優先となります。
■お問い合わせ先
KRF事務局 090-8764-8332
http://www.myspace.com/kagoshimarockfest
kagoshimarockfest@yahoo.co.jp

太陽の構図

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日の丸弁当は徹底的に無駄を排した究極の美学のもとに考案されているが、その奥に潜むフォースの広がりようは宇宙の闇を思わせるほどに深い。たとえばその白く輝く米粒が埋め尽くす時空の中心で太陽が燃えているという構図は今から400年前にガリレオが説いたあの宇宙観を彷彿とさせる。さて、写真の梅干は、先日伯母がくれたものだ。身内の者が言うのもなんだが、伯母の作った梅干は畏怖の念を覚えるほどにウマい。ウマい、とは、優れた音楽や絵画と同様、人を引き付ける不思議な力のひとつであって、人の場合、それを魅力と呼ぶ。太陽は目には見えぬ強大な力で地球やほかの惑星を引き寄せ運行させている。そう、この世界を運行しているのは求心力に他ならない。宇宙を支配するエントロピーに打ち勝つ力だ。というわけで梅干は常に梅干でなければならない。厚化粧して梅干に似せた梅干はすでに梅干ではない。美しさは内面から滲み出すものでなければならない。本物は自ずと引力を発生し、宇宙の運行にかかわっている。書いているうちにナニを言いたいのか分からなくなってきたので以上で終わろうと思う。ちなみにこの写真は下手な構図の見本とされる、いわゆる日の丸構図である。実は、これが言いたかっただけである。

好きなことしてる?

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バイクはイイっすよ~、バイク最高。
ブツブツ言いながらバイク少年は熱いコーヒーをすすった。
だよねー、好きなことがあると楽しいよね~。写真、サイコー。
ぼくはバイク少年の写真を撮った。

water blue

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アジサイの写真を撮っていて、ふと思った。
子供のころ画用紙に描いた雨の色は青だった。なんでだろう。
そうか、水色か。
太陽は赤く、水の色は青だった。
そういえば、恋は水色、なんて曲があったっけ。
でも、なんで恋が水色なの。涙の色?
ま、いいや。
アジサイの青って、雨に似合うよね。
それが言いたかっただけ。

ぼくの白い花

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昨夜、ぼくは帰宅して駐車場に車を停めると、まっすぐ庭の水鉢に向かった。朝咲いた睡蓮の花を見るために。でも、花は固くつぼんで、ぼくに気づきもしなかった。それは付合いはじめた彼女の家に行くと思いがけずオヤジが出てきて、娘はもう寝た、何時だと思ってる。ガシャン、みたいな情けない気分だった。今朝、ぼくは眠い目をこすりながら白い花に会いに行った。ぼくは心配だった。昨夜の傷はまだ癒えていなかった。でも、花はすっかり目覚めていて、ぼくに微笑んでくれた。ぼくは昨夜のことなどすっかり忘れ、元気になった。

急いで家に帰ったわけ

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ここ数日、ぼくは庭に置いた小さな水鉢を熱心に覗き込んでいた。昨年暮れ、ぼくは珈琲を買いに来るお客さんからスーパーの袋に入った泥のかたまりをいただいた。それを教わったとおりに水鉢の底に沈め、毎日飽きることなくそれを眺めていた。やがて泥のかたまりは芽を吹き、丸いつやつやした葉を水面に広げていった。
一週間前、ぼくは水の底に小さな蕾らしきものを認めた。それはみるみる大きくなって、水面に頭をもたげ、そして今朝、まるで定時を知らせる精妙なからくり時計のように、おもむろに膨らみはじめたのだった。ぼくは急いで鞄からカメラを取り出し、その様子を記録した。しかし、すでに家を出る時刻をかなり過ぎている。ぼくは遅刻を恐れるサラリーマンよろしく、開きかけた花を後に家を出たのだった。
帰宅し、駐車場に車を停めると、ぼくはまっすぐに水鉢に向かった。完全に開いた白い花を見るために。
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道は星の数

ぼくが住んでいる皇徳寺から川辺町(南九州市)へ行く道は、いくつもあるけれど、ぼくのお気に入りは、川辺ダムを経由していく道。景色が開けているし、交通量が少ないこともあって、気分よく走ることができる。途中、川辺ダムに車を停めて、コーヒータイム。
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