満月のようなケーキ

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今日はヨッパライ某のンン回目の誕生日であった。ぼくは以前から、誕生ケーキを焼いてみたいと思っていたので、今夜それを実行することにした。
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1枚目を息子が焼き、2枚目と3枚目をぼくが焼いた。見よ、まるで今夜の月のようではないか。顕微鏡で見たら、アームストロング船長の足跡が見えそうなくらいだ。
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味は、ちゃぶ台で食事をとっていた頃の昭和を髣髴させる、実に素朴なもので、改善の余地にあふれるプリミティブなものであった。

君のカラータイマーは正常か

ぼくの場合、変身して6日経つとカラータイマーは赤に変わる。そこでぼくは車のキーをひねり、どこかに飛んでいく。何もためらうことはない。危機が迫っているのにカラータイマーが青のままだったらまずいことになる。飛んでいく前に飛べなくなったらおしまいだ。カラータイマーは大切にしよう。

かぼちゃ日記その2

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庭の隅にカボチャを植えて、今日でちょうど一ヶ月。二株植えたのだけど、この個体(カボチャ1号)はせっかちなのか、はじめからやたら花を咲かせ続け、きっとそのせいだと思うのだけど成長が遅い。
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カボチャにはヒゲがある。まるでネコのようだ。このヒゲで進路を決めているのかどうかは定かでない。
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一ヶ月前、植えたときのカボチャ1号

金曜日の午後

Aさん  いいもの見せてあげる
ぼく   ?
se    ごそごそ (かばんの中をかきまわす音)
Aさん  ほら!
ぼく
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ハデにピンボケ

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カメラを持って出歩くと、今までになかった発見と出会いがある。それは写真を撮る行為自体が「表現」であって、それはなによりもまず自分に(己を作り変えるほど大きく)作用するからだ。と思う今日この頃なの。うふ

ボート

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最後にボートを漕いだのはいつだったか。
思い出せない。
昨年だったような気がするが、違うような気もする。
今年はボートを漕げるだろうか。

赤提灯は白熱電球の夢を見るか

カウンターの電球が切れたので、同等の明るさのLED電球をつけてみた。色は電球色をチョイス。ぼくは、明るさや色で違和感が生ずるのではないかと思ったが、そんな心配はまったく無用だった。LED電球はふつうの白熱電球にすっかり成りすまし、カウンターに座ったお客さんで気づく人は一人もいなかった。ぼくがそのことを告げると、お客さんは一様に電球を見上げ、手で触り、「ほんとだ、冷たい!」と驚きの声を上げた。ぼくは、むかし見たあの映画を思い出した。「二つで十分ですよ」そう、知る人ぞ知るSF映画の名作、ブレードランナーだ。舞台は近未来。本物の動物はほとんど絶滅し、人は本物そっくりの、電気犬や電気羊など人造のペットを購入し、飼っている。本物は高価すぎて、一般人には手が出せないのだ。午前中にいらしたお客さんがLED電球を眺めてニヤリと笑った。ぼくは本物の白熱電球を何個かストックしているんですよ。