
あの夏はキンチョースパイラルとともに消えてしまった。
バカヤロー
夕日に叫んでもあの夏は返ってこない。
過ぎた日々を追いかけても、そこはただ風が吹いているだけ
夏の日の恋
夕焼け空がマッカッカ
さらば屋根のサンマ
ネットで地デジ用のアンテナを注文した。それは素っ気ない弁当箱みたいな形なのだった。あのサンマの骨のようなアンテナは、そう遠くない将来、屋根の上から姿を消す運命に違いなかった。
かなしいぜ
マリモ日記その9
小さくて見えない
そろそろでんな
すばしこいやつ
昼過ぎのことだ。お客さんから注文のあったブラジルコーヒーを袋に詰めるべく、その容器のところに行くと、そこに小さな蚊を発見した。そいつは先ほど、ぼくの腕から血を吸って逃げた生意気な蚊であった。ぼくは怒りに燃え、お客さんのことなど忘れて蚊を追い回し始めたが、その蚊はすばしこく、なかなか叩き落せない。見ていたお客さんも「右、ほらそこそこ、もう、なにやってんのよ」と興奮して叫び始めた。結局蚊はどこかに逃げてしまったが、その数分後、お客さんのそばに現れ、お客さんの攻撃を軽くかわしてどこかに消えた。お客さんは腕をかまれていた。
辛口で行こう

今日は休みだ。さっそくドライブに出かけよう、とベッドを跳ね起きたが、窓の外は予報どおり雨。毎日毎日、飽きもせず、ずっと雨。ぼくはもう何年も太陽を見ていない。ような気がする。これだけ不順な天候が続くと、人の体内にも危険な生物が発生する。サナダムシ、回虫、ジストマ、ギョウチュウ、エイリアン。いわゆるパラサイトの類だ。用心しないと、いつの間にかこいつらに体を乗っ取られてしまうのである。というわけでパラサイト退治の定番、カレーを食べに某インド料理店に出かけることにした。写真は店の正面のシャッターアート。

ぼくは一番辛いのを注文した。さすが本格インド料理店だけあって、家庭で作るカレーライスとは別のものであった。

ぼくはカレーライスが食べたかったので米を頼んだが、ヨッパライ某はナンを注文。このナンがとてもうまかった。

作ってくれた人









