昨夜のこと。ぼくは屋上に出てぼんやり星空を眺めていた。東の空には早くも冬の星座、オリオンが横たわっている。月が昇ってきた。ぼくはイスにもたれ、プレアデスとカシオペアの間あたりを眺めていた。するとそこに細長い、今まで見たこともない奇妙な物体が飛んできた。といっても、それはとても暗く、うすぼんやりしてて正体がつかめない。白っぽい縄梯子のようにも見えるし、たくさんの貨車を連結した貨物列車のようにも見える。それが星の海を音もなく南南西のほうへ飛んでいく。距離感がまったくつかめず、どれくらいの高度を飛んでいるのか分からない。長さは視野角4度くらいだったと思う。いったい、あれはなんだったのか。
部屋に戻り、頭の中で情景をもう一度プレイバックしてみた。ふとひらめいて、ネットで検索をかけてみた。検索の文字列は「渡り鳥 夜 飛ぶ」。時節柄、もしかすると渡り鳥かもしれないと思ったからだ。でも、真夜中に鳥が飛ぶだろうか。調べてみると、渡り鳥は夜も飛ぶらしい。はてさて、あれはなんだったのだろう
台風の目
ベッドから起きてカーテンを引くと窓の外は曇っていた。風がうなりを立てている。そうだ、台風が来ているのだ。パソコンをつけて天気図を見ると、ちょうど枕崎に上陸するところだった。しかしそれなのに、それから1時間もしないうちに風はおさまり、空は気前よく晴れてきた。なんだ、これならドライブに行けるじゃないか。さっそくぼくはどこに行こうか考えはじめた。海か山か。問題は食事をどこでとるかだ
ところが台風の日に開けていそうな奇特な店を思い付くよりも先に、みるみる空は暗雲で覆われ、強い北風が吹き始めた。そうか、さっきのは台風の目だったのか。ぼくはがっかりした。ドライブをあきらめ、今日はおとなしく家で過ごすことにした
コーヒーをポットに入れ、何も考えまいとしながら、熱いコーヒーを飲んだ。せっかくの休みに家なんかにいるなんて
お菓子は台湾みやげの猫クッキー
雨戸を閉め、映画を見ることにした。某F少年から借りたノアの箱舟と、いつもの映画のいつものシーン、そしてベンジャミンバトン
夜は台湾みやげのお酒