晴れのち一時雨

141208_01芸術の秋は終わり、いつの間にか芸術の冬がきていた。そういうわけなので山を一つ越え、青い看板の後ろを右に曲がって細い坂道をくねくねのぼったところにある小学校みたいなアトリエに行ってみた。10年くらい前、ここで出会った、あの印象的な絵をもう一度見たくなったから141208_02 でも今日は休みだった。とくに残念とは思わなかった。出会いとはそういうものだから。またいつか思い出したときに行こうと思う141208_05 車は信号を左に曲がってずっと行って、右に曲がって左に曲がった。すると右手に丘が見えてくる。なにも考えず上る。丘にのぼると遠くが見える。遠くを眺めていると身のまわりのごたごたが馬鹿らしくなる。そういえばポールも歌ってた。フール・オン・ザ・ヒル。丘の上のバカ141208_03 シェーをしているわけではありません141208_04 天気予報はぼくの予報どおり外れ、青空が広がっていた141208_06 漁港近くの店で安いほうの寿司を食べるつもりだったのだけど、日替わり定食がカンパチのおろし煮だったのでそれにした。以前、これがとてもおいしかったのを覚えていたから。そして期待通り、すごくおいしかった141208_10海沿いにある美術館で絵を鑑賞した。トリックアート、とかいうのをやっていた141208_07これはトリックアートではありません。ぼくが撮った写真です141208_09一時を過ぎたころ、にわかに風が強くなり、海から黒々とした不気味な雲が湧き上がってきて今にも凶悪な怪獣が現れそうなドラマチックな展開になってきやがったぜクソとか思う間もなく土砂降りになった。あわてて帰路に就いたが、帰宅してみると外に干した洗濯物はびしょぬれだった

ふゆがきた

141201_01 北風にのって、あいつがやってきた。こんでもええのによ141201_03 そーゆーわけで薪ストーブがパチパチ燃えているのを見たくなって、薪ストーブが置いてある山の中の店に行ってみた。けど、まだ火はついてなかった。ついてない141201_04 火のついてない薪ストーブを見ながらパンを食べた141201_02

枯葉

141124_05 日本人としてこの季節に ひと通り済ませておかにゃならんことの一つなんだと ささやかな義務感に駆られ車を走らせる。字余り141124_02 葉っぱが枯れて落ちているね、という風景141124_04 葉っぱに養分が行き渡らなくなり葉緑素が抜け落ちてしまう。昨今のぼくの脳みそを髣髴とさせる141124_06 風が強くなり、小雨がぱらつき始めた。ぼくの心につめたい風が吹く。さみいな141124_01 イチョーに強力わかもと。毎晩飲んでます141124_03

肌寒い一日

141110_07

141110_03 怪獣が棲む池の近くで昼食をとった141110_01 たまに日が射すけど肌寒い。これはいわゆるひとつの、冬だ141110_02 これは何とかのなんとかで、こちらは何とかのなんとか。と、説明があったけど忘れた141110_04 食べかけのスパゲッチー141110_05 食べかけのピザ141110_06 山の公園に寄ってみた

火星の午後三時

141027_01 プアマンズハイウェイを北に向かった。着いたのは山の上の城跡。マチュピチュもきっとこんなかんじだろうと思った141027_02 山を下りてお花畑を散歩した141027_03花の中を歩いていたら火星にいるような気がしてきた。太陽がいつもより遠く感じたからかもしれない141027_04火星はさびしいところだ。信じられないくらいさびしい。一人では生きていけないと思う

COSMOSその2

141020_01

毎年、この時期になるとカメラを持ってコスモスに会いに行く

141020_02

同じことを繰り返していると、やがて飽きる

141020_03

たしかに同じことを繰り返しているように見える。でも今日のコスモスの花には来年会えない。今日のぼくだって昨年のぼくとは別人だ。そう、ゆく河の流れと同じ

141020_04

141020_05

などと、ブツブツつぶやきながら、写真を撮る

141020_06

ビーーーーム

141020_07

cosmos

141020_08

ヤッホ~~。 電波に乗せて声をかけても返事はない

141020_09

ブツブツ言いながら家に帰り、屋上で缶ビールを開ける。地球は回転し、日が沈む。今日は太陽柱が観測できた。ラッキー

141020_10

日没30分後の太陽柱

あーいーっすねーな一日

140929_05 カメラに古いレンズをくっつけて車を走らせた140929_04 天気のいい日は海辺のカフェでアイス140929_03 前回おいしかったシソシロップ。ピンボケ。となりのテーブルでは一つのカキ氷を子供4人が取り囲み、派手にほじくりまわしていた140929_06今日は暑かったけど、やっぱり秋ですな

予報はあてにならない

140908_01学生のときに買った古いレンズをカメラに付けて旅に出た140908_02 このレンズは壊れていて絞りが動かない140908_04 だからレンズ開放のままシャッターを切るしかない140908_03 近くにピントを合わせると、遠くがひどくぼける140908_05 明るすぎるものは、写ってくれない。でも楽しい140908_06 今日は満月らしい

レンガ造りの建物に入ったらワインが飲みたくなった

140901_01 休日の朝くらい悩まずに過ごしたいと思うのに休日の朝はほとんど例外なく悩ましい。予定では、今日は速やかに天文館に直行し、某デパートで開催中のサザエさん展を見て(只券をいただいたので)、この夏食べそびれたシロクマを思い切りほおばり、某本屋で心置きなく立ち読みする、つもりであった。しかし、この某デパートが何ゆえか非常に混雑している、という情報が昨日もたらされて以降、ぼくのナイーブなハートは恋する乙女のように上下左右に揺れまくっていたのだった。幼少の頃より、人であふれかえったデパートほど苦手な場所はない。というわけで結局、時計が午前9時を指す少し前、サザエさんの只券を2枚下さった方にはたいへん申し訳ないと思いつつ、進路を北北西に変更したのであった140901_03 昼食を見晴らしのいい山の中でいただき、最近、海のそばにできたという、レンガ造りの建物へと向かった140901_02 知らなかったことをたくさん知ることができ、思いのほか楽しめた140901_04

140901_05 帰りに某オーディオ喫茶でシロクマを食べようと寄ってみたが、定休日だった