突然サマータイム

今朝、ぼくはいつもより少し早く家を出た。なんかおかしい。天気は悪くないのに、空が暗い。ぼくはカーラジオをつけた。ぼくの好きな番組が始まる時刻だ。ところが、いつまでたってもその番組が始まらない。店に着き、いつものようにコーヒー豆を焼き始めた。何種類かの豆を焼き終え、インドネシアのカロシという豆を焼いているうちに、店を開ける時間になった。開店は10時。壁の時計はその10分前を指している。だが、よく見ると、10時10分前ではなく、9時10分前を指している。なんで? ぼくはキツネにつままれたような気分になった。ケータイで時間を確認すると、8時50分。ん?どういうこと? ぼくは何事が起きたのか分からず、しばし呆然となった。はっと我に返り、焙煎機を見ると、コーヒーの焼き上がり温度をオーバーしている。あわててコーヒーを釜から出したものの、少し焼きすぎてしまった。ぼくは時間を勘違いしていたのだ。

おもいでの夏

夏も終わりが近づいてきた。あと二週間でぼくの夏は終わるのだ。ぼくの定義によれば、盆を過ぎたら、いくら暑くても、もう夏ではない。それは暑い秋なのだ。毎年のことだが、ぼくはあせっている。

ドアを開ければ

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昨日は炎天下を歩き回ったせいで、軽い日射病にかかってしまった。家に帰り着いてブログを書こうとするのだけど、頭はクラクラ、パソコンの文字はユラユラ。ステキな写真もたくさん撮ったのに、それに付随する文章を書くパワーがサッパリ出てこない。心霊スポットで有名な某トンネルのリポート、喜入で食べた、ウマいソフトクリームの話、などなど。まぁ、しょうがない。それにしても、昨日の入道雲はキレイだったね。

I Tune 中

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あさっては定休日なので、もちろんドライブに出かけるのだけど、ドライブ中、どんな曲をかけるか、今考えているところ。案外悩ましい。もちろん、夏っぽい、頭がカラッポになるようなのを選ぶわけなんだけどね。

0時前

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夜空の真ん中で、宝石のように輝いているのは木星。
山の上に、ごろんと寝そべっている大きなサソリ。
まだまだ寝るのは早いぞ、サソリ。
夏は始まったばかり。

知らなかった裏トトロ

さきほど、家族そろって遅い夕食をとっているときのこと。ぼくが娘に「ジブリで有名な久石譲の名前は、大好きだったクインシー・ジョーンズに由来してるんだって」という話をしていると、娘はそれをさっさと宮崎駿の話にすり替え、「じゃあ、裏トトロって知ってる?」と切りだした。ぼくは知らなかったのだけど、娘の話を聞いていると、それは都市伝説っぽくはあるけれど、妙にうなずける点が多々あって、ぼくはすっかり感心してしまった。食事を終え、ネットで調べてみたら、あるわあるわ、いくらでも出てくる。こんなに話題になってたのに、ぼくはマッタク知らなかった。もちろん、皆さんは知ってるのでしょうけど。
ちなみにぼくは「きょうの猫泉さん」って方の2007年06月15日のブログで裏トトロを読みました。

生え出づる悩み

ぼくは毎朝、鏡に向かって髭をそるのだが、どういうわけか今朝、「どうして男には髭が生えるのだろう」という、子ども電話相談室あたりに出てきそうな疑問が浮かび、それが頭から離れなくなってしまった。必要があるから生えてくるに違いない。でも、すべての人間に必要というわけではなさそうだ。女や子どもには生えないからだ。女や子どもには必要なく、オトナの男だけに必要ってことか。となると、フィメール・チョイスに係わる問題なのかもしれない。もしそうだとしたら、これは重大な問題だ。ぼくは何十年もの間、わざわざ女にモテないようにするために毎朝貴重な時間を割いて髭をそっていたことになる。髭をそらなかったら、ぼくの人生は大きく変わっていたかもしれないのだ。ああ、今頃気づくなんて。明日から髭を生やすことだろうか。

暑い午後

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カラマーゾフの兄弟をピンカラ兄弟の仲間と思っている人がいるようだが、それは誤りだ。二つは似て非なるものである。兄弟で思い出したのだが、ずいぶんむかし、テレビでこんな標語が叫ばれていた。「人類は一家、人類は、みな兄弟」。すばらしい標語だ。しかし、続いて「戸締り用心、火の用心」と連呼するのには首をひねらずにいられなかった。さて、今日みたいに暑いヒマな午後、カラマーゾフの兄弟を読んでいると、たとえば、こんな文句がサラリと出てくる。
「科学の中にあるのは人間の五感に隷属するものだけなのだ」
なんだ、定義的にあたりまえのことを言ってるだけじゃないか。でも、ぼくはクラッとくる。電気が流れる。言葉がぼくのスイッチをオンにする。文の流れでそうなるらしい。だれだって、自分のことは自分が一番よく知っている、と思いこんでいる。でも、それは違うんだよね。