天気が良かったので海を渡り、怪獣島に行ってみた
音楽が好きな怪獣
枯れ枝の寄せ集めのような怪獣
ガマガエルのような怪獣
灯台に寄ってコーヒーを飲んだ。風が少し冷たかった
今日は雨のはずだった。一週間前の予報ではそうなっていた。ぼくはそれを信じ、今日の午後、歯医者の予約を入れたのだった。もし晴れだったら決してそんなことはしなかった
朝起きると恐ろしく晴れていた。今日は雨が降るはずだったので、午前中は映画を見に行く予定にしていた。映画に行くのは夜か雨の日に決めているから。そういうわけで近場にドライブに出かけた
稲刈りの終わった田園を抜け、赤い鳥居をくぐって右に折れたところにある喫茶店で昼食をとり、山の上の電波望遠鏡を見に行った。望遠鏡は覗き趣味を満足させるためだけにあるのではない。宇宙の秩序を調べるのにも役に立つ
帰りにコスモスを見に行った
コスモスとはラテン語で星座の世界=秩序をもつ完結した世界体系としての宇宙の事である。 対義語はカオス(混沌)
wikipediaより
コスモスを眺める混沌→ぼく
山の上の美術館に行きたい、という人がいたので行ってみることにした。高速道路を使えば早いのだけど、お金がもったいないので下の道を走った
途中、今年いっぱいで消えてしまう橋がある、というので寄ってみた
good by
山の上の美術館には変なロボットやテレビ人間がいた
会場はテレビだらけ
これもきっとアートなんでしょうね
わかるようでわからない。だって芸術だもの
昼食は灯台に行く途中で食べることにした。ちょっと寄り道をして上場公園、というところに行ってみた
昼食は島に渡る橋の手前で食べた。この食堂の窓から見える海はとてもカッコイイ。なお、隣の若いカップルは5500円もするイセエビ定食を食べていた
いつもの灯台はいつもの灯台だった
朝からずいぶん空が青い。青すぎて、なんだか感傷的な気分になってしまう
Because the sky is blue
It makes me cry
Because the sky is blue
そういうわけで青い空の下を南に走り、そうめん流しに行ってB定食を食べた。いつかは鯉のあらいが付いた300円高いA定食を食べたいけれど、もう無理かもしれない。ぼくに残された時間は少なくなってきた
帰り道、遠くの海が見える場所に寄ってみた。台風一過のせいか、屋久島をはじめ、ずいぶん遠くの島々が見渡せた。ふと同伴者のだれかがつぶやいた。むかし、ここで崖から落ちて手と足を骨折した人がいたよね
山の上の公園にも寄ってみた
白い花がたくさん咲いていた
遅い夏休みをとって帰省していた娘を空港に送ることになった。ぼくはどこかに写真を撮りに行くつもりだったのに、娘が「あたしを空港に送るついでに、みんなでどこかで食事をしよう(はぁと)」と勝手に決めていたのだ
しかたなくぼくは地図を広げ、家族で楽しめそうな食事処を探しはじめた。すると、いつものようにナイスなアイデアが浮かんでしまった。空港近くの山で、そうめん流しをやってるところがあるのを思い出したのだ。ふっ、せっかくだから帰る前に鹿児島らしい気分を味わわせてやろうじゃないか。その夜、念のため、何が食べたい?と、娘に聞くと「うどん、そば以外!」という。なんだか悪い予感がして、じゃあ、そうめんは?と聞くと、今日、友達とそうめん流しに行ってきたからいらん。という
時間をかけて詳細に段取りを組んだのに、すべてパア。気を取り直し、前日お客さんから聞いたおすすめの店を再び検討しはじめた。店を決め、ルートをナビに転送し、ホッと一息
そして今日。空港方面に車を走らせながら、古い駅とか興味ある?と娘に聞くと、ないこともない。というので、そこに寄ることにした。この駅で売っているカレーはすごくうまいんだぜ。と言ってみたが、だれも反応しなかった。駅舎には一眼レフをぶら下げたカメラ女子がたむろしていて、ちょっとびびった
食事は大好評だった。ぼくがトイレに行ってる間に、みんな好き勝手なものを注文し、同じものは一つもなかった。ぼくは一人キッチンでフライパンを振り回しているシェフを気の毒に思った
食事の帰り道、カキ氷を売っている店があったので、そこでおそらく今年最後となりそうなカキ氷を食べた
あこがれていた朝があった。学生のころの話。眠い目をこすりながら明るい窓のテーブルにつくと、白い皿に装った、トースト、スクランブルエッグ、カリカリに焼いたベーコン、スープ、レタスのサラダ、そしてコーヒーが、それぞれ芳ばしい匂いを競っている。ぼくはスクランブルエッグにパイナップルビネガー入りのケチャップをたっぷりかけ、それをスプーンに取ってトーストにのせる
休日の朝。遠くで雷が鳴っている。やがて雨が降り始める。雷もすぐ近くで鳴りだす。時計は12時を回った。どこかで昼食にしよう
アップダウンの続く山道を走っている。フロントガラスをぬらす雨。魚フライでも食べようか
海に面したレストランの小さなテーブル。雨が小降りになってきた。窓から見える水たまりの模様でそれがわかる。
海。雨は止んでいるが、どこにも晴れ間はない。でも空が青い
シロクマを食べようと港町の某ジャズ喫茶に向かう。今日は開いているはずだ。駐車場に車を入れる。入り口に張り紙が見える。「当分のあいだ、お休みします」
帰り道、シロクマを買った