くもりのちHAL e

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はーるはどこからくるかしら~♪ 昼から晴れる、とのことだったので、春♪を感じに出かけてみた ♪

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ここはウメで有名な某神社。あたりにウメの匂いが漂っている。晴れてきたせいか、写真を撮っているうちに、だんだん人が増えてきた。平均年齢もグンと上昇。つまり、そういう人が集まってくる場所なのだ

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地面を這う、臥竜梅

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梅ヶ枝餅。一個 ひゃくえん

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写真のガンダム、2009年7月5日、たまたま泊まっていたホテルの近くに立っていたのを撮ったもの。さっき調べたら、その6日後から始まるプロジェクトの準備中だったんですね。このガンダム、昨日で展示終了だったそうで。ずいぶん長く展示されていたようです。もうとっくになくなってると思ってました

チューリップ

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冬の次に春が来るというのは、いいものだ。嫌いなものを先に食べれば、好きなものだけが皿に並んでいるのに似ている

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天気がよかったので、南に車を走らせた

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春というのは、いいものだけど、その心地よさにどっぷり浸ることができない。安心できない何かがある。雲一つないはずの空に、よく見ると灰色の雲が一つ浮かんでいるような、あの感じだ

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園内を歩いていると、ひどく腰の曲がった老夫婦とすれ違った。爺さんが提げていたピクニックバスケットが妙に浮いていた

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冬が今より嫌いだったころ、この植物園によくチューリップを見に来たものだった

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そのころ、この植物園では、今よりたくさんのチューリップが咲いていた

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そのときのぼくは、ダニィが夏への扉を探していたように、必死に冬から逃げようとしていた

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今でも冬が終わるころ、それを確かめるためにここに来る

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なんとなく魚フライ

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最近、天気予報がよく当たる。科学が進歩したせいかもしれない。よく当たる天気予報はつまらない。天気予報の良さは外れるところにある。外は雨。せっかくの休みなのに、昼過ぎまで台風のような雨。こんな日は魚フライが食べたくなる

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昼をだいぶ過ぎていたが、海の近くの食堂に出かけた。魚フライを食べた後、雨が止んだら、堤防に出て海を眺めるつもりでいた。でも、堤防は派手に波をかぶっていて、水中メガネがないと歩いて行けそうにない

ペパーミントブルー

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ペパーミントブルーの空に白い雲がプカプカ浮かんでた。ドライブにもってこいの日だったが、風は冷たかった

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海の向こうに島が見えた。100年に一度現れる幸福の島

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ソフトクリームを食べたくなったが、売ってないのでモナカにした。海辺を歩いたら風が冷たくて涙がボロボロ出た

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帰りに公園に寄ってみた

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ウメの匂いが甘くせつない

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河津桜はほぼ満開

なんとなくスペイン

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空港の用事が早く済んだので、海を臨む丘陵にある店にパエリアを食べに行った

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隣国のバスツアー客が大勢いて大変な賑わいであったが、12時を過ぎると潮が引くようにいなくなり、うそのように静かになった

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なんとなくスペイン

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帰りにいつもの場所に寄って、段々畑を散歩した。風が強く、厚めのセーターを着ていたが、ちょっと寒かった

蝋梅の匂い

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港町の食堂で昼食を食べた後、灯台を見に行った。耳がとれるほど風が冷たかった。海は荒れていたが、景色は夏のように明るい

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帰りにロウバイを見に行ってみた。初夏、ホタルを見ようと何度か来たことがあるけど、冬に来るのは初めて。写真を撮っていたら小雪が舞いはじめた

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個人宅の庭にたくさん植えてあって、あたりに甘い匂いが漂っている。そこの人の話によると、30年以上かけて種から育てたのだそうだ

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種をもらって、ぼくも植えてみようと思ったけど、30年後にぼくはいないような気がする

冬のシッポ

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朝起きて窓を開けると海の向こうまで青空が広がっていた。ヨッパライ某に、どこに行こうか、と聞くと、あの店に行って、おにいちゃんに新年のあいさつをしよう、といった

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じゃあ、ついでに某植物園に寄って、ぼくはロウバイの写真を撮ろう、ということになった

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植物園に行ってロウバイを探したが、あるはずの場所にロウバイがない。ぼくは狼狽し、ぐるぐる探したが、やはりなくなっていた。菜の花の匂いと、ミモザの甘酸っぱい匂いがあたりに漂っていた

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いつもの店で遅い昼食をとった

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ぼくとヨッパライ某は、園内の掃除をしていた店のおにいちゃんに、新年のあいさつをした

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いつも通り、トマトのリゾット。デザートはハイビスカスのシャーベット。早く夏が来ないかな

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冷たい風の吹く一日

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帰省していた娘が今日帰るので、空港に送るついでに霧島アートの森に寄る、という計画を立てていたが、朝から冷たい風が音を立てて吹いていた

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案の定、娘は行きたくない、と言い出したので、彼女を空港行きのバス停に送った後、南に向かった。遅い昼食を海辺のレストランで食べるつもりだったが、美術館に寄ったり、海を眺めてたりしたせいで、着いたのは4時過ぎ。レストランの入り口には「準備中」の札が

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結局、いつもの漁港近くの食堂で夕食。途中、海沿いの道路で波しぶきを浴びたので、家に帰り着くなり洗車することになった

A LONG V・A・C・A・T・I・O・N 2日目

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めったにない長い休みなので、ほんとはハワイあたりのビーチで日がな寝転がっていたいのだが、そんな余裕はぜんぜんないので例年通り家の大掃除を始めた。例によって換気扇のシロッコファンと金属フィルター、レンジ周りのあれやこれを特殊洗剤を溶かした溶液に投げ込み、固着した油汚れが溶解する間にタイルやシンク、流し台の扉などを磨き上げる。朝9時に開始し、終了したのが2時過ぎ。5時間かかった

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腹が減ったので山の向こうのソバ屋に行った。3時前だというのに、行列ができていて30分も待たされた

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ついでに年越しそばを買った。3人分入りで1000円

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ヨッパライ某が夕日を見たいというので、夕日がきれいなあの公園に行くことにした。山を越えれば近いのだけど、ヨッパライ某が運転したいというので、カツオで有名なあの町を経由する海沿いの道を選んだ

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太陽が沈む少し前に公園に着いた

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それにしてもオレの足は長い

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夕陽を見ていたら、なんだか厳かな気分になった

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聞こえるのは波の音だけ

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