レバニラを食べながら花を見た

朝起きて空を見上げると雲一つない青空が広がっていたが、今日は朝一番でワクチン接種に行かねばならないのだった。

ワクチンが済んだので弁当を買って花見に出かけた。園内を流れる川でカジカが美しい声で鳴いていた。風流だな~。ヨッパライ某が買ってきた弁当のおかずは、自分用が卵焼きで、ぼくのはなぜかレバニラだった。

桜餅のにおい

今日は3か月に一度の歯のメンテナンスの日。今日は小さな虫歯を発見したとのことでレントゲン撮影があった。今のところ治療するほどではないとのこと

歯医者の後、小雨降る中、スナップエンドウとソラマメを買いに海沿いの道路を南に走った。途中、歩いて渡れる島が見下ろせる山に登ってみた。サクラが満開で、あたり一面、桜餅の甘い匂いが漂っていた

むかし飛行場があったところに寄ってみた。こちらもサクラが満開。平日なのに、人がとても多かった

わが家のなんとかジャスミンも満開

水が半分くらいしか入ってなかったスイレン鉢。先日からの雨で満杯になった

春分ドライブ

今日は春分の日。定休日と重なったので春分ドライブに出かけた

春分の日らしい休日にしようと思ったが、風は冷たく、時折雨がぱらついた。昨日いらしたお客さんが、あの店、明日プレオープンだよ、と教えてくれたので、カツオで有名な港町の美術館に行った後、 その店に寄ってみた

目の前は海。お客さんが多くて忙しそうだったので食事は遠慮し、なんとかソーダを注文した。とてもおいしかったです

細い道をくねくね走って山を越え、いつもの漁港近くのスシ屋に行った。山桜があちこちで咲いていた。

夕食後、春分を祝ってチーズとワインで乾杯。このチーズセット、いろんな国のチーズが入っていてなかなか楽しい。ふと、店のお客さんが静岡に単身赴任することになったのを思い出し、「ぼくは一人で生活して生きていくのは無理だな」と言うと、「あたしは一人でも生きていけると思う」とヨッパライ某は言った。ぼくもそう思う

ドライブ、ドライブ

天気が良ければドライブに出かけるつもりだったが朝起きてカーテンを引くと灰色の雲が空を覆っていた。しかたがないので映画でも見に行くことにした。

映画が終わり、駅ビルを出ると眩い青空に白い雲が浮かんでいた。思わず、えーーっ!と叫んでしまった。なんだか裏切られた気分だ。こんな風に晴れるんだったら、朝からドライブに出かけたのに。お昼を過ぎていたので、山の向こうの海が見えるレストランに車を走らせ、いつものテラス席に座った

陽だまりのテーブルで食事をしながら先ほど見た映画、ドライブ・マイ・カーの感想などを話し合う

海の近くにある神社の山桜。まだ五分咲きといったところ

海と珈琲の共通点について述べよ

くもり空

目が覚めて時計を見ると9時を少し回っていた。さっき寝たのにもう朝だ。9時間近く寝たはずなのだが、よほど疲れていたのだろう。顔を洗い、ドアのラッチを取り換える作業を始めた。ドアのラッチはある日突然壊れ、ノブを回してもドアが開かなくなる。ぼくはこれをトイレで味わった。これは悲劇である。これを未然に防ぐには定期的にラッチを取り換えるしかない。熱帯雨林に2個注文していたのが届いたので、今日は二つのドアのラッチを取り換えた。

どこかで昼食にしようということになったが、考えるのが面倒だったので、いつものように漁港近くのスシ屋に車を走らせ、ぼくは安いほうのスシ定食、ヨッパライ某はエビフライ定食を頼んだ。道中、プロコルハルムの青い影の詩とカフカの城とカズオイシグロの話をグダグダしゃべったが思った通りヨッパライ某はまるで興味がなさそうだった

帰る途中、某ホームセンターに寄って車のエンジンオイルを交換した。

ホームセンター横には走らない汽車やディーゼルカーが展示?してある

道を間違って遠回りをしてしまった。途中、古びた神社があったので寄ってみた

あたまの中は春なのです

今まで見たことのない訳のわからない恐ろしく変な夢を見て目が覚めた。時計は9時を回っていた。

どこか花でも見に行こう、ってことで、コンビニで買った100円珈琲を飲みながら海沿いの道路を南に走った。昼食はむかしよく行っていた中華料理店でランチセット。ラーメンとチャーハンと魚フライ、サラダがついて750円

風が強かったし、花はもう散っているかもしれないと思ったが、まだ枝にくっついていた

春爛漫、って感じだけど、外気温は9度止まり

チューリップ展をやっていた。あさってまでだそーです

ツマベニチョウのフェアリーが飛んでました。あたまの中は春

愛の温泉たまご

朝早く起きて遠くに行ってみようと思ったのだったが、目が覚めたのは9時だった

山の上の火山湖のウメが咲いてるだろう、ってことで寄ってみた

ほぼ満開。甘い匂いが立ちこめてました

昼食は東洋のナイアガラで

ここの鯉料理には温泉たまごが付いてくる。ヨッパライ某の好物なので、ぼくはいつもこれをヨッパライ某に進呈する。特に感謝されることはない

「あの山並み、白い象みたい」彼女は言った。
「白い象なんて、一度も見たことないな」男はビールを飲んだ。
「ええ、ないでしょうね、あなたは」
「いや、あるかもしれないぞ」男は言った。
「おれが見たことないときみが言ったからって、そのとおりとは限らないんだ」

ヘミングウェイ「白い象のような山並み」

「白い象のような山並み」と「雨の中の猫」。何度読んでも、何かあるとまた読みたくなる。

魚フライもそうだ。心のどこかが疲れてくると、車は海辺の食堂に向かっている

雨の美術館

いつものように敵と戦っていたぼくは間違えて味方を拳銃で撃ってしまい、途方に暮れていた。すると、9時半だよ、めっちゃいい天気だよ!というヨッパライ某の声がして目が覚めた

予報では今日は一日中くもりとのことだったが、カーテンを引くと晴れていた。ヨッパライ某が山の上の美術館に行こう、というのでまだ眠っている頭で車に乗り込んだ

途中、イタリアレストランに寄って昼食。菜の花とアンチョビのなんとかというパスタ。菜の花がほんのり苦くて、とてもおいしかったです

レストランを出たときはまだ晴れていたが、次第に灰色の雲が空を覆いはじめ、やがて雨が降り出した

きっと雨のせいで、だれもいない美術館。建物は工事中で、屋外に展示してある作品しか見ることができない

傘をさして歩くぼくも、いつしか森の中の作品の一つになってしまう