E.S.P

今夜はカレーの予感がした。

8時過ぎに帰宅し、カレー気分で玄関を開けたがカレーのにおいはしなかった

ドライブ、ドライブ

天気が良ければドライブに出かけるつもりだったが朝起きてカーテンを引くと灰色の雲が空を覆っていた。しかたがないので映画でも見に行くことにした。

映画が終わり、駅ビルを出ると眩い青空に白い雲が浮かんでいた。思わず、えーーっ!と叫んでしまった。なんだか裏切られた気分だ。こんな風に晴れるんだったら、朝からドライブに出かけたのに。お昼を過ぎていたので、山の向こうの海が見えるレストランに車を走らせ、いつものテラス席に座った

陽だまりのテーブルで食事をしながら先ほど見た映画、ドライブ・マイ・カーの感想などを話し合う

海の近くにある神社の山桜。まだ五分咲きといったところ

海と珈琲の共通点について述べよ

くもり空

目が覚めて時計を見ると9時を少し回っていた。さっき寝たのにもう朝だ。9時間近く寝たはずなのだが、よほど疲れていたのだろう。顔を洗い、ドアのラッチを取り換える作業を始めた。ドアのラッチはある日突然壊れ、ノブを回してもドアが開かなくなる。ぼくはこれをトイレで味わった。これは悲劇である。これを未然に防ぐには定期的にラッチを取り換えるしかない。熱帯雨林に2個注文していたのが届いたので、今日は二つのドアのラッチを取り換えた。

どこかで昼食にしようということになったが、考えるのが面倒だったので、いつものように漁港近くのスシ屋に車を走らせ、ぼくは安いほうのスシ定食、ヨッパライ某はエビフライ定食を頼んだ。道中、プロコルハルムの青い影の詩とカフカの城とカズオイシグロの話をグダグダしゃべったが思った通りヨッパライ某はまるで興味がなさそうだった

帰る途中、某ホームセンターに寄って車のエンジンオイルを交換した。

ホームセンター横には走らない汽車やディーゼルカーが展示?してある

道を間違って遠回りをしてしまった。途中、古びた神社があったので寄ってみた

家の中の休日

今日は第一火曜日で休み。目覚ましもならない。それでも9時前には自然と目が覚めた。ヨッパライ某はまだ寝ていたので自分でコーヒーをたてた

外は雨が降っている。雨が止んだらカメラを持って出かけようと思ったが、風が出てきて、やがて大粒の雨が窓ガラスをたたき始めた

昼食は道の駅で買ったスナップエンドウなどを入れたスパゲティ。休日に家で食べるのは久しぶり

あたまの中は春なのです

今まで見たことのない訳のわからない恐ろしく変な夢を見て目が覚めた。時計は9時を回っていた。

どこか花でも見に行こう、ってことで、コンビニで買った100円珈琲を飲みながら海沿いの道路を南に走った。昼食はむかしよく行っていた中華料理店でランチセット。ラーメンとチャーハンと魚フライ、サラダがついて750円

風が強かったし、花はもう散っているかもしれないと思ったが、まだ枝にくっついていた

春爛漫、って感じだけど、外気温は9度止まり

チューリップ展をやっていた。あさってまでだそーです

ツマベニチョウのフェアリーが飛んでました。あたまの中は春

愛の温泉たまご

朝早く起きて遠くに行ってみようと思ったのだったが、目が覚めたのは9時だった

山の上の火山湖のウメが咲いてるだろう、ってことで寄ってみた

ほぼ満開。甘い匂いが立ちこめてました

昼食は東洋のナイアガラで

ここの鯉料理には温泉たまごが付いてくる。ヨッパライ某の好物なので、ぼくはいつもこれをヨッパライ某に進呈する。特に感謝されることはない

ふたりでお鍋を

以前、店にちょくちょくきてコーヒーを飲んでいた女の子が久しぶりにやってきた。当時は学生だったが、今はOLとのこと。何か話があるそぶりだったので聞いてみると、当時、家庭教師をしていた学生から切実な相談を受け、どう答えていいかわからず悩んでいるのだという。それは「生きている意味がわからない」みたいなことらしい。なるほど。今度はぼくが悩む番だった。ぼくが同様な悩みにとらわれ、うまく脱出できた経験の持ち主であれば何かヒントになるようなことが言えるのだろうけど。
とりあえずぼくは言った。相手を食事に誘ってみてはどうだろう。一緒に何か食べながら話してみたら。

大切な相手とは一緒に時間をかけて食事をする。ぼくにとっては意味のあるひと時