A LONG VACATION 1日目

ヨッパライ某を空港に送った後、近くの高原に植物観察に行ってみることにした。途中、古びた駅舎に寄ってみた

ハルリンドウ

湿地にしゃがみこんで写真を撮っていると、おじさんがやってきて、なにを撮ってるんですか?と、訊いてきた。モウセンゴケですよ、というと、コケですか、と、がっかりしたように言った

遊歩道からそれて分け入っていくと、目の前に非日常的な風景が広がってくる。どこかにギンリョウソウが生えてやしないかと、ずいぶん歩き回ったが、今回も空振り

ノカイドウが満開

バラが咲いていた

病院の駐車場でヨッパライ某を待つ間に読もうと思ってた本を忘れてきてしまったので、先日買った『A LONG VACATION 40th Anniversary Edition』の付録CD、『Road to A LONG VACATION』をカーステレオで聞くことにした。このCDは「A LONG VACATION」発表に至るまでの道のりを大滝詠一が貴重な音源とともにDJスタイルで紹介する特集番組といった内容

病院を後にし、どこかで食事にしようってことで小雨がぱらつく中を南に走った。途中、動物園横の公園に寄ってみた。バラが咲いてるかもしれない

バラは満開。平日だというのに人がたくさん来ていた

昼食はいつものように漁港近くのスシ屋で、ぼくは安い方のスシ、ヨッパライ某はエビフライを注文。とてもおいしかったです

砂像の製作現場をのぞいてみた。今年の砂像テーマは「アニマルワールドツアー」だそうです

海に寄ってみた

わが家のスイレンが咲きました

雨のウェンズデイ

午後になって急に薄暗くなり、やがて雨が降り出した。「雨の水曜日だ、気をつけろ」頭のどこかでかすかな声がした。雨の水曜日。何かが起こる。得体の知れない何かがやってくる。そうだ、今までの経験上、そうなのだ

夕方、雨の中を墓場のT少年がやってきた。いままで某お寺の裏にある寂れた墓場を探検していたのだという。彼の周りがぼんやり暗く感じられるのは気のせいなのか。彼一人なら何ら問題はない。目に見えない何かを連れてきたりしなければ

彼が墓場で使用しているカメラ

Purple Rain 8

と、いうわけで今日はダレかの誕生日。しかも月曜日で休日。空は黄砂で少しかすんでいるが日本晴れ。朝からどこかドライブに出かけたい気分だったが、今日は3ヶ月おきにやってくる歯のメンテナンスの日だった。

歯医者を後にし、ドライブに出かけた。ヨッパライ某が「あそこの藤が満開だって。新聞に書いてあったよ」と言うので、そこに出かけることにした。でも、ぼくが一昨日聞いた話によれば、まだ三分咲きとのことだったが

どう見ても満開とは言えなかった。三分か五分咲きといったところ。がっかり

昼食は海の横の食堂で魚フライ。誕生日なのだから、何かいいのを食べたら?と言われたが、これが食べたかったのでこれにした

黄砂のせいで遠くの山が見えない

ひと月前から、何か欲しいものはないの?と、言われ続けていたのだが、特になかった。でも、自分でこれを買った。

新たなマスター・テープからリマスターされた2021年版最新音源を使用した
『A LONG VACATION 40th Anniversary Edition』

若くなるには時間がかかる

誕生日は明後日なのだけど、家族全員が集まれるのは今日しかない、ってことで、今夜は誰かの誕生会。仕事から帰宅してダイニングに行くと、すでに焼き肉の準備がしてあり、グリルからはうっすら煙が立ち昇っていた。子供たちが買ってきたという肉は、目の利かないぼくが見てもかなり上等な代物だった。ふだん安い肉しか食べてないせいか、思わず感動するほどおいしかった。誕生日においしい肉を食べたかったら、ふだんは安い肉を食べるのがコツなのである。まあ、言われなくともそうしているのだが