マダムタッソーの午後

070724_01風は止まっていた。
外気温、推定37.5度。
陽炎揺らめく蜃気楼の午後。
それでもお客様はやってくる。
「ごめんください」
人の体裁を保っているものの、すでに体の一部は熱で溶け始めていた。
脳回路はショートし、開いた口は同じ言葉を繰り返す。
キリマン、キリマンスノー。スノー…
「スノートップですね」
ぼくはやさしく微笑む。

“マダムタッソーの午後” への2件の返信

  1. シマも蒸し蒸ししてます。
    この暑さ、どうにかならんのか・・・・ (;´д`)ゞ アチィー!!
    ボクはもともとシナプスがショートしているので
    常人に戻れるいい機会なのかもしれませんが。 (* ̄m ̄)プッ

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