朝から雨が降っていた。
大滝詠一の「雨のウェンズデイ」が店で流れているとき、黒いドレスの女性が入ってきた。
「懐かしい曲ですね」
彼女は静かにそういった。ドラマはこうして始まることもある。
ある晴れた日、空に一切れの黒雲が流れてくる。
やがて空は雲に覆われ、風が吹き、雨が降り出す。
“Wednesday” への3件の返信
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朝から雨が降っていた。
大滝詠一の「雨のウェンズデイ」が店で流れているとき、黒いドレスの女性が入ってきた。
「懐かしい曲ですね」
彼女は静かにそういった。ドラマはこうして始まることもある。
ある晴れた日、空に一切れの黒雲が流れてくる。
やがて空は雲に覆われ、風が吹き、雨が降り出す。
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「そして、恋に落ちる。」
黒いドレスの女性にスプーンさんが惹かれている心の中の様子。
本文に続くとしたら この文章でしょうか。
スプーンさん、こんばんは。
私も大滝詠一、大好きですよ。
「A LONG VACATION」は 未だに全然色あせないアルバムの
ひとつだと思ってます。
キャスト
黒のドレスの女性:黒木瞳
珈琲屋のマスター:スプーンさん
脚本:スプーンさん&ゆきち
………………………
外はしとしと降り続く雨。
コツコツコツ・・・階段を静かにのぼる音が聞こえる。
入ってきたのは黒いドレスを着た女性。
「懐かしい曲ですね」
女性は雨に少し濡れたドレスを淡い色をしたハンカチで拭きながらカウンターの男性に静かに言った。
「そうですね。雨の日はこんな曲が落ち着きますね。」
スプーンさんも静かにそう答えた。
カウンターに座る女性。
「試飲ができるのかしら?」
「えぇ。どうぞ。何杯飲んでも100円ですから」
「そうね。では,あまり酸味もなく,苦味も控えめで」
店内は,静かに流れる『雨のウェンズデイ』
スプーンさんの入れる珈琲の音。
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「それでは行きましょうか?」
「え?どちらへ?」
「遠いところです」
外はさらに雨が強く,吹き付ける風に押されるように二人は灰色の雨の中へ消えていった。
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おしまい♪
妄想してしまいました(^^)ゞ
☆なしごれんさん
恋に落ちる。いいですね、人生で最もすばらしい出来事の一つでしょう。ところで上の記事はもちろんノンフィクションなんですが、黒いドレスの女性、たまにいらしても、ほとんどしゃべらない方なんです。
そういう方が、ふいに口を開くと、ハッとしますよね。
予期せぬ出来事。それが恋のはじまり、かな?(笑)
☆ゆきちさん
カウンターに座る美しい女性。
そう、たしかに、そういうことはよくあります。ゆきちさんの場合もそうですしね。でも、お出しするのがコーヒーですから…
残念ながらこのストーリーのようには行かないのが実情です(笑)
せめて今夜の夢だけでも、こういう風にならないかなぁ。ホント