乾いた夜に

乾きたいと思ったことがあった。高校生の頃のことだ。
(中略)
気がつくと写真家になっていた。ぼくの意識の中から乾きたいという言葉が消え、ぼくは軽くなろうと思いはじめていた。そんな頃、ぼくははじめての海外ロケーションでグアム島に行った。いまと違ってグアム行きは夜間飛行だった。パン・アメリカン機を羽田に置いておくよりは飛んだ方が金がかからないのでグアムに飛ぶということだった。グアムには夜中の二時に着いた。タラップを降りるとき植物園の匂いがした。ぼくは高校生だった頃に、学校を抜け出して通った植物園を思い出していた。下り立った空港の暗闇は星でいっぱいだった。

浅井慎平 気分はビートルズ

“乾いた夜に” への3件の返信

  1. こんにちは。昨日はありがとうございました。
    台風が離島会場でワルツしていますね。おかげで珈琲の味もビシッとまでは決まりませんが、美味しく頂いております^^
    昨日のお話しの中で、spoonさんがおっしゃっていた堀口珈琲さんが出していた指南書のような本、もしかしたら私も持っているかもしれません。「コーヒーのテイスティング」のことでしょうか…?

    【ドライオンツリー晩秋摘み 8/30(日)焙煎分・9/4(金)雨天・台風24号強風圏内 8時ドリップ】
    メジャー2杯(約20g)
    抽出量:約240ml
    ☆挽き目:通常
    ☆こちらは店舗試飲せず

    0’00″ 一投目(84.5℃・蒸らし開始)
    0’07″ 蒸らし中
    0’42″ 二投目
    1’23″ 三投目
    2’00″ 四投目
    2’30″ フィニッシュ

    これまでいただいたものとは少し違った印象でした。

    ダンパーをかなり開け、温度を少し下げて焙煎されたとのことでしたが、その影響なのか、珈琲の透明感が今までで一番クリアに感じられ、とても心地よかったです。
    キレのある苦みもきれいに出ていて、後味もすっと抜けていくような印象でした。

    一方で、いつも感じているようなコクや甘さは控えめで、今回は苦みのほうが前面に出ていました。私の中では、これまでとはかなり重心が逆になったような感じがしました。

    また、珈琲が温かい間には、わずかに燻した煙のような香りを感じました。
    続けて2回目は、豆を一段粗く挽き、ほぼ同条件でドリップしてみましたが、やはりこの印象は残りました。ただ、この香りは珈琲がぬるくなってくると消えていき、冷めた頃にはナッツのような風味と甘さが残りました。

    今回の透明感やキレのある苦みそのものは、これはこれでとても良かったです。
    ただ、ドライオンツリー晩秋摘みということを考えると、私がこの豆に期待していた「完熟・甘さの凝縮」という特徴が控えめに感じられたので、個人的には、透明感はこのままに、甘さとコクが前面に戻れば、以前の店舗でいただいていたドライオンツリーをとても上回るような作品になりそうな予感がしました^^

    ※続いてモカクイーンのレポートになります

  2. 【モカクイーン 8/30(日)焙煎分・9/4(金) 曇り・台風24号強風圏内 13時ドリップ】
    メジャー2杯(約20g)
    抽出量:約240ml
    0’00″ 一投目(84.4℃・蒸らし開始)
    0’08″ 蒸らし中
    0’40″ 二投目
    1’23″ 三投目
    2’00″ 四投目
    2’27″ フィニッシュ

    —-
    8/17(月)焙煎分との比較になります。
    ボディの重量感は、今回のほうが軽いですが、透明感と口の中の心地よさはこちらが上回っていました。

    淹れた直後の一口目、チョコの甘さとコクが先に出て、のちにカカオの香ばしさが口の中に広がりました。

    少し温度が下がってきた頃から、昨日には無かったブドウの風味が出現しました。やはり5日過ぎたころからこの風味が出てくるのは、spoonさんのモカクイーンの特徴なのかもしれません(大好きです)。透明感が更に出てきました。

    そして冷めてもこのブドウの香りはふんわりと残り、あとからナッツやカカオが口の中に広がり、心地よかったです。
    あと2~3日経過で、更にこの辺りが熟成されて余韻が強くなりそうな予感がします。今から楽しみです^^

  3. 豆だいふくさん、昨日はありがとうございました。今日は朝から大雨ですね。ぼくとしては、日照り続きの庭の木々への水やりが省けてたすかった~、ってところです。ドライオンツリーのレポート、とても参考になります。以前のドライオンツリー、例えば8/4(火)焙煎と今回のドライオンツリーのプロファイルを比較してみたところ、焙煎に要した時間に大きな違いがありました。意外にも8/4の方がかなり長かったのです。長くじっくり焙煎すると甘みが出る、代わりに香りが薄れるというレポートを読んだことがあり、このあたりにヒントがありそうです。堀口珈琲さんの本、調べてみたら、「コーヒーのテースティング」となっておりましたので、おそらく同じ本でしょう。モカクイーンのレポート、ありがとうございます。ぼくとしては、モカクイーン特有のあの香りをもっと出したいと考えているのですが、ほかの珈琲と同様、甘み、コク、香り、透明感、まろやかさなど、それぞれの要素が互いにトレードオフの関係になっている場合が多く、なかなか複雑でめんどうです(笑) でも、見方を変えれば、おもしろくもあるわけで。

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