いまさらだけど、ジョブズのスピーチで気になっている言葉がある。
「そして最も重要なことは、自分の心と直感に従う勇気を持つことだ。心と直感は本当になりたい自分をどういうわけか既に知っている。その他すべてのことは二の次だ」
自分の心と直感を信じる勇気を持ちなさい、それを引き受ける理由があるから。とジョブズはいう。その理由が振るっている。「心と直感は本当になりたい自分をどういうわけか既に知っている」というのだ。
この「どういうわけか」というところが興味深い。もちろん、ジョブズにはそれがなんなのか分かっている。実証済みだから言える。そう、「こういうわけ」なのだ。しかし、それを具体的に述べるには差障りがあると考えたのだろう。ぼくはそう推測する。そしてぼくもそれをここに書くのは遠慮したい。
「最も重要なことは、自分の心と直感に従う勇気を持つことだ」これは実に意味深長な意見だと思う。その真意を慎重に汲み取って取り組むなら、驚くべき答えが出る。おそらく彼のこの言葉を裏付けているのがあの書物だろうから。
スティーブ・ジョブズのスピーチ
https://sites.google.com/site/himazu/steve-jobs-speech
皆の時間は限られているから誰か他の人の人生を生きることで時間を無駄にしてはいけない。教条主義の罠にはまってはならない。教条主義とは他の人々の思考の結果に従って生きることだ。他の人の意見という雑音に自分自身の内なる声をかき消されないようにしよう。そして最も重要なことは、自分の心と直感に従う勇気を持つことだ。心と直感は本当になりたい自分をどういうわけか既に知っている。その他すべてのことは二の次だ。
ぼんやりそんなことを考えていたところだったので、大変興味深く拝見いたしました。
コピーやニセモノにあふれた世界で生活しているとどうなるか。いつのまにか自分もコピー、ニセモノになってしまうんです。もちろん、本人は気づかない(笑) 最近、フェースブックを見ててそう思いました。実体のない、影みたいな人が増えているな、って。彼らは心と直感に従う勇気をどこかに捨ててしまっているよーな気が・・・気のせいかな