夏と秋の間に

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夏と秋の間。それはいわゆる一つの中途半端な季節である。というわけで、そんな怪しい夜にはタイムカプセルを一つ開けてみようではないか。
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今夜は「フルーツみつ豆」と記されたタイムカプセルを開けてみることにした。彼らは魔法をかけられたように時間を止められている。
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ふたを開けると彼らの時間はにわかに動き始めた。ぼくは眠りから覚めて間もない彼らをガラスの器に移し、ちょっぴりラム酒をかけ、彼らの時間もろとも口の中にいれた。

“夏と秋の間に” への2件の返信

  1. な・懐かしい!!小さい頃には、お中元できんたいようのみかんの缶詰のセットで入っていました。そして、カルピスの詰め合わせ・・。最近見かけなくなりましたね。 懐かしいお写真ありがとうございます。 

  2. 懐かしい写真。言われてみれば確かにそうかもしれない。缶詰自体がセピアに染まってきているのかもしれません。先日お客さんに、ぼくが子どもの頃は粉ジュースを水に溶かして飲んでいた、という話をしたところ、キョトンとされました。もしかしてmomoさんも知らないかもしれないですね、粉ジュース。今もあるのかな。

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