分解人間ベム

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オレは分解人間ベムだ。目の前に機械があると、つい分解したくなって、うずうずする。昔は良かった。ねじ回しがあれば、たいていの機械は分解できた。しかし今は違う。簡単に分解できたのは遠い昔の話になりつつある。まず、ねじが見当たらない。隠しねじといって巧妙にねじが隠されていることがあるが、それはまだいい。最近では、接着剤で接合面が閉じられ、分解不能になっているものがある。某社のコーヒーメーカーがそうだった。温度ヒューズが飛んだのだろうと目星を付け、分解修理しようとしたが、その手がかりがない。接着剤で完全に閉じられていたのだ。分解できない機械の悲しさをぼくはそのとき味わった。なお、この悲しさは女性には分からないと思う
写真はお客様からお預かりして修理中のコーヒーミル

“分解人間ベム” への4件の返信

  1. 分解好きです!!
    こないだもラジカセのコードが断線して修理しました♪
    洗濯機が壊れた時も分解するのは私の方です。
    子供のころからラジオペンチが好きで・・
    あのフォルム、しっかりとグリップしてくれるところが
    たまりません^^

  2. あれれ、ayako-koyoさん、そういう人だったのですか。そんなふうには見えなかったのですけど。ふつう、女性は電気とか機械が苦手ですよね。もしかして子どものころ、まわりの女の子たちがお人形さんごっこをしているのを尻目に、プラモデルとか作っていたのでは。
    そうかー、分解好きの女の子… いいかも(笑)

  3. これはいいですね。
    ソリッドな感じがたまりませんね。
    分解大好きです。
    最近思うんですけど、都会暮らしだと部屋が狭いので、数年に1回使うか使わないかの工具や溶剤等が手元に置いておけないんですよ。
    分解DIYスキーな私にとってはちょっと寂しいです。

  4. 分解DIYスキーな、じとさん、こんばんは
    機械を分解してみると、その機械を作った人の人となりが見えてくることがありますよね。機械が好きな人が作ったものは、外見だけじゃなく、その内側も整然として無駄がなく、分解する喜びを与えてくれます。つくった人と分解する人の無言の会話が交わされる、楽しいひと時。そこに言葉の隔たりはないんですよね。ドイツ車に乗っていたころ、ボンネットを開けるたびに、言葉のない会話を楽しんでました(笑)
    ドイツの機械って、まさにソリッド。というか、無駄にソリッド(笑)

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