朝起きると5時半だった。休日の朝は早く目が覚める。天気が気になっていたので、屋上に出て雲と風向きを調べた。風はほとんどなかったが、うすい雲が空を覆っていた。青い空に白い雲がポカッと浮かんでいる、という空が理想だったが、残念ながら牛乳の膜みたいなつまらない雲に覆われていた。南に走ればなんとかなるだろうと南へと車を走らせた。
海岸道路をひたすら走り、南の町に入ったところでハンドルを左に切った。すると変な銀ピカの建物が建っていた。しかし、月曜日は定休日ということで、中に入ることはできなかった。
腹が減ってきたので、某植物園のヒマワリの咲いているベンチで弁当を食うことにした。弁当製作者の解説によれば、卵焼きはミョウガ入り、シソ入り、韓国海苔入りの3種類あるという。そして目玉は例によって魚肉ハンバーグにマヨネーズをぬり付けた物であった。ニッスイのがなかったのでマルダイを使った、とのことだったが、やはり魚肉ハンバーグはニッスイがいい。
太陽に輝くヒマワリを眺めながら手作り弁当をほおばっていると、なぜかドラマチックな気分になって、森田健作の青春ドラマを演じているような気がしそうになった。
腹いっぱいになったところで、あまり興味はなかったが、例のお化けコンニャクを見てみることにした。行列ができてたらいやだな~と思いながら行って見たが、悲しいくらいひっそりとしていた。
“ヒマワリは青春ドラマの匂いがした” への2件の返信
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そっち方面に行かれたのですね。
実は私もそちら方面で午後に岩盤浴とかで汗を流してました。銀ぴかの建物がまぶしかった。
この銀ピカ、うわさによれば存亡の危機にあるのだとか。ロケットを噴射して新天地に旅立つってワケには行かないんでしょうね。