桃の枝

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店の駐車場に桃が植えてある。なんという桃か知らないけど、あたたかくなるとピンクの花が咲く。今日は寒かった。たくさんの枝が冷たい風に揺れている。つぼみはまだ固く、とても小さい。ぼくはその枝を愛おしくおもうが、桃はぼくのことなど気に掛けるはずもない。清しい、いい気分だ。恋は片思いに限る。

“桃の枝” への5件の返信

  1. 「梅は~咲いたか、桜はまだかいな~・・・」
    何で桃はないのだろ~(笑)。
    あっ。節句としてあるからかぁ~?。
    (遅くなりましたが、こんにちは。また朝からアホな事言ってる・・・9時から男でした(ーー;))

  2. ☆9時から男さん、朝からご機嫌がよろしいようで。でも、大声で歌うと近所の犬が吠えますから注意してくださいね[E:notes]
    ☆揺羅さん、片思い中って、つらいですよね。エネルギーは放出される一方で、中に入ってこない。だから空気の抜けたゴムマリみたいになっちゃう。愛は惜しみなく奪う、って感じ。でも・・・人魚が人間に恋する話がありましたが、片思いって、両思いに比べ、幻想的で、果てしなくディープなベクトルを持ってるような気がしません?片思いはひとつの完成形として(芸術的に)輝ける気がします。おおいにナルシスティックですが(笑)

  3. >片思いはひとつの完成形として(芸術的に)
    そうですね。想いを終始一貫できれば、芸術的に完成する気がします。しかし、ヒトって、自分の気持ちを伝えたがるものですから、芸術的に完成されるか難しいところです。
    >果てしなくディープなベクトル
    この表現、素敵です!
    スプーンさんの言葉は、厳選された豆をローストしてもたらされる芳醇な香りがします。

  4. オスカーワイルドに「自然は芸術を模倣する」という言葉がありますが、同じく、「人生は芸術を模倣する」という言葉があって、人生は芸術を映す鏡だというんです。なんだか、はっとさせられます。人生って、幻なのかしら(笑)

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