A LONG VACATION 1日目

天災と盆は忘れたころにやってくる。というわけでぼくにも夏休みがやってきた。起床7時40分。コーヒーを飲むのも忘れて車に乗り、花屋に寄って花束を買い、墓所に向かった。晴天が続いているせいか墓石の周りの草はワラのように干からびていた。空をボスキャラのようなオニヤンマが周回していた。そういえば子供のころ、ご先祖様はトンボになって帰ってくるのだと誰か言っていた。信じなかったけど

墓所を後にし、本日のメインイベント、店の大掃除に向かう。軍手をはめてコーヒー豆を焙煎する機械を分解する。機械の中やパイプの中にこびりついたススを削り落とす。工具を手にし、無心にススを落としていると、ふと、人生とは何だろう、みたいな気分になる。

2時に作業終了。いつもなら駅ビル地下にラーメンを食べに行くのだが、ヨッパライ某がラーメンは食べたくないというので、いつも行く海の近くの食堂に車を走らせた。お盆メニューに「月日貝と魚のフライ」というのがあったのでそれにした。

今日のボクの言葉。
人生の2分の1はアワである