明日から市立美術館で開催される、第38回む展の作品設営を行っているTさんのところに寄ってみた。
Tさんが出展されているのは、廃仏毀釈で頭部を損傷した石仏を40体、等身大にプリントしたもの。石仏は、すべて稲荷町の現在清水中学校の敷地にかつてあった大乗院の遺物。
Tさんの作品を見ながら、写真というのは恐ろしいものだな、と思いました。どういうことかと言いますと、ぼくが自分の足で石仏のある現場に赴き、自分の目で石仏を見ても恐らくは見えてこない、いわく言いがたい「何か」が、これらの写真にはしっかり写し込まれているのです。ご覧になれば、ぼくが言いたいことは分かると思います。
美術館を後にし、どこかでスパゲティーでも食べよう、ってことになった。火山島を右手に見ながら北に走り、いつものイタリアンレストランに行ってみたが、リニューアル中で休業
ヨッパライ某に、ハンバーガーでも食べる?と聞くと、いいよ、ってことだったので郊外のハンバーガー屋で、ぼくはゴルゴンゾラ、ヨッパライ某はナントカバーガー(名前は忘れた)を注文。ぼくはナイフとフォークで食べたが、ヨッパライ某はデカいハンバーガーを紙で包み、子供みたいな顔をして食べていた。
山の上の火山湖に寄って、アジサイの写真を撮った