A LONG VACATION 2日目

ベッドから起き上がり、時計を見ると9時だった。10時間以上寝た計算。そのせいか、自分がどこか遠くに行ってしまって、なかなか帰ってこない。いわゆる幽体離脱状態。ぼくの場合、夏の疲れがたまってくるとこれが起きる

なかなかいつもの自分に戻らず、運転できるか不安だったが、ハンドルを握ってしばらく走っているうちに離脱していたぼくが帰ってきた。車は山道をくねくね走り、遠くに海が臨める小さなレストランに着いた。

車をとめて、海に向かう

バイバイ、夏