今日も雨だった。青空は雲の上。昼は山の向こうの漁港近くの店で安いほうのスシを食べることにした。思ったより早く着いたので近くの丘に上がって遠くの海を眺めようとしたが、立ち込めた雲が視界を遮って何も見えない
大切なものは目に見えない。知性の限界もあるが、本当に大切なものは雲や霧に遮られてかすみがち。今読んでる本にこんなことが書いてあった。「現在のハーバードの校章はveritasという言葉が三冊の開かれた書物に書かれているが、初期の校章を見ると、一番下の本は伏せられている。これは、人間の理性で知ることのできる知には限界があり、三冊目の本の知識は聖霊の光によってのみ得ることができる、という意味であった。」
森本あんり著 反知性主義:アメリカが生んだ「熱病」の正体
昼食は安いほうのスシにするつもりだったが、メニューを見たら、タカエビ定食の写真がとてもうまそうに見えたので思わずそれにしてしまった
刺身、素揚げ、みそ汁にもエビが入っている。そしてこれは塩焼き
海沿いのカーブから見た雨の海