というわけでさっそくボロボロのスコーカーを取り外してみました。ふつう、ドームスコーカーの後ろにはバックチャンバーという空気室が取り付けてあるのですが、コイツには付いてなく、排圧を逃がすための穴がマグネットの真ん中に開いているだけ。その代わりエンクロージャー側に楔形のキャビティが設けてあり、吸音材が詰めてありました。容積は概算で約1.7リットル。バックキャビティがあるのなら、ネットワークのクロスオーバー周波数によってはコーン型のユニットでもなんとか行けそう。ポリプロピレン系のコーンなら、音色もそれほど違和感なくマッチしそうです