時間の海

170515_06

近くの公園にバラを見に出かけた

170515_07

バラの匂いの風に吹かれながら歩いていたら、遠いむかしの記憶が昨日のことのようによみがえってきた

170515_05

バラを揺らす風が気ままに記憶のページをめくる。その日、ぼくは目くるめく日差しの中を一人歩いていた。なにかを忘れようとしていた

170515_04

170515_02

170515_03

170515_08

170515_11

170515_10

170515_12

見晴らしのいい店に車を走らせた。緑の山道をくねくね走っていると、やがて左手に見えてくる

170515_13

170515_14

ソラマメのキッシュとアスパラガスのキッシュ。すばらしくおいしかった

170515_15

170515_16

山を下りて海沿いの道をしばらく走り、交差点のコンビニでコーヒーを買って、海岸に車を止めた

170515_17

潮が引いて陸と島がつながっていた。島に渡って行く人たちがいた。ぼくは買ったばかりの靴が砂まみれになるので行かなかった

170515_18

水上機の残骸。錆びない材質らしく、時間の海に溶けることができない