ちょっと前、あるHPで次のような記事を読んだ。「今度、大事なデートや会議がある時は、チェーホフもしくは先日ノーベル文学賞を受賞したアリス・マンローの小説を読んでから行ってみてください。最近の研究によると、その方が相手との意思疎通がスムーズに行くのだそうです。」
http://www.lifehacker.jp/2013/10/131021read_chekhov.html
へぇ~、そうなのか。というわけで、さっそく某F少年から、彼が最近購入した村上春樹訳の短編集「恋しくて」を拝借。この短編集に件のアリス・マンローの作品が入っているのだ。なお、この記事の出所は米ニューヨークタイムズのFor Better Social Skills, Scientists Recommend a Little Chekhovというレポート。New Schoolでニューヨーク市の社会調査をしている社会心理学者たちが、文芸小説をよんでいる被験者は大衆小説を読んでいる、もしくは何も読んでいない被験者よりも共感力や社会的認識が高いことを発見した、というもの。うーん、なんのこっちゃ。いまひとつピンと来ないぼくであったが、とりあえず文芸小説?を読み始めたのであった。
つづく