生は暗く、死もまた暗い

ウィーン郊外の旗亭からの帰り、霜山徳爾氏とフランクル氏がいっしょに口ずさんだという歌
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“生は暗く、死もまた暗い” への6件の返信

  1. この詩を読んでいたら、村上春樹氏の「風の歌を聴け」の作品中の、デレク・ハートフィールドが気に入っていた「ジャン・クリストフ」について記されていた箇所、それから、ハートフィールドが言った、「宇宙の複雑さに比べれば」「この我々の世界などミミズの脳味噌のようだ」、あと、遺言によって墓碑に刻まれたニーチェの言葉「昼の光に、夜の闇の深さがわかるものか」~~の辺りが過りました。
    詩の雰囲気は、アルチュール・ランボーに似ている気がしますがハテ(笑)
    久々に寄らせてもらいましたm(^^)m

  2. そうですね、この詩に漂う諦観、虚無感が、sotto-voceさんにそのような作品を想起させたのだと思います。同じ理由で、ぼくは旧約聖書の伝道者の書を思い浮かべました。ところで、ふと思ったのですが、最後の行、「生は暗く、死もまた暗い」の前にある言葉を置くと、俄然、この詩は賛歌に変身します。ぼくはそのほうがしっくりくるのですが(笑) ちなみにこの歌は、マーラーの大地の歌から第1楽章 大地の哀愁に寄せる酒の歌、です。

  3. こんばんは。
    >旧約聖書の伝道者の書を思い浮かべました。
    御意。
    >「生は暗く、死もまた暗い」の前にある言葉を置くと、俄然、この詩は賛歌に変身します。
    スプーンさんにはよくはっとさせられます。
    >この歌は、マーラーの大地の歌から第1楽章 大地の哀愁に寄せる酒の歌、です。
    本のページが増えた感じです。[E:scissors]
    そしていろいろな音が聴こえてきます[E:note]

  4. こんばんは。
    詩を読み、カラヤン&ベルリンフィルで聴きました。
    ありがとうございます。
    詩の始まりは神への祈り
    この地球という星に存在する
    すべてのものに対する祈りのうた(*^_^*)[E:xmas]

  5. ぼくもさっそくカラヤン&ベルリンフィルでの演奏をyoutubeで聞いてみました、これもいいですね。マーラーの交響曲、興味深いです

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