投稿日: 2011年12月15日 木曜日 投稿者: spoon標本 小学生の頃の話。遊び仲間と連れ立って図書館横の博物館に何度も行ったものだった。その薄暗い部屋にはガラスの目玉を光らせた毛の抜けた剥製やホルマリン漬けの白々とした気色悪い標本が所狭しと並べられ、びくびくしながら見て回ったものだ。しかしこれら趣味の悪いコレクションには例外なく抗い切れない悪魔的な魅力が潜んでいた。その吸引力は大人になった今でも変わることがない。上の写真はアレを切り取って特殊な液体に漬けておいたものであるが、たまに低温貯蔵庫から取り出してきて料理に使うことがある。