チャンピオンベルト再び その2

あの日から1年が過ぎていた。
まさか、再びこれを手にするとは思いもしなかった。
しかし、その日は再び訪れたのである。
ぼくは納戸の奥から白く輝くベルトを取り出し、腰に巻いた。
その瞬間、割れんばかりの歓声が湧きあがり、あたりは熱気に包まれた。
ぼくはそれに応え、力強く胸を張り、ガッツポーズをとった。
だが、もちろんそれは幻影であった。
ぼくは静かに納戸の扉を閉めた。

“チャンピオンベルト再び その2” への6件の返信

  1. 再びチャンピオンベルトを巻けるということは防衛戦に勝利した証なのです!
    年に一度の栄誉!
    いい機会ですから,世界のサカモトさんにベルトを預けてマジックで鷲の絵を描いてもらいましょう.

  2. ありがとうございます。
    おかげさまで、今年もつつがなくチャンピオンベルトの栄誉に与ることが出来ました。しかし、ぼくももう充分満足しましたし、この機会に世界のサカモトさんにワシの絵をマジックで描いていただいた後に、そろそろ後人に譲ってもよいのではないか、という感もないではないわけです。よろしくお願いします。

  3. 今年も防衛できたと聞いて安心しました。
    腹が出て巻けない、ナンテことがないことを祈っています。

  4. こんにちは。
    「長い闘い」みたいですね[E:coldsweats01]。
    やっばりベルトには「闘魂」の文字が刻まれているのでしょうね(笑)。
    おだいじに・・・。
    それでは・・・。

  5. ☆F少年
    心配していただいて、ありがとうございます。
    みんなが心配してくれている限り、ぼくは大丈夫です。
    ご心配なく。
    ☆9時から男さん
    そうです、このベルトは「燃える闘魂!ダー」というアントニオ某直筆サイン入りです。いいでしょう。
    ☆サカモト画伯
    新しく入荷した豆、今日焼きました。トミオフクダ・ブルボンと、トミオフクダ・樹上完熟豆、の2種類です。4キロずつ焼きましたが、なくなりましたので、明日また焼きます。とてもおいしかったですよ。乞うご期待。

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