昼すぎ、駐車場の脇で本を読んでたら、秋風にのって、チョウがヒラヒラ飛んできた。近くの木に止まったので、さっそく写真に撮った。羽根を広げると、その異様なメンタマ模様に目が留まる。よく見ると、その目玉には、ご丁寧にキャッチライトまで入っている。写真に詳しい人なら知っていると思うが、人物の顔写真を撮るとき、キャッチライトを入れないと精彩に欠けた表情になる。このメンタマ模様、いわゆる擬態なのだろうか。捕食者は、このリアルなメンタマにびびって怯むのだろうか。そうだとしたら、ぼくはもう呆れるしかない。キャッチライト入りのメンタマ。笑える。これはジョークの世界だ。ちなみに、タテハモドキというチョウです。
羽根を閉じると、枯葉そっくり。
“目にキラ星” への2件の返信
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今、ちょうど見てる本に目玉がいっぱい載ってました。「あかかぎばめだまやままゆ」だの「くすさん」だの「ふくろうめだまやままゆ」だのです。
その他にも、「えだななふし」や「はなびらかまきり」や「このはむし」など擬態する虫がたくさん出てきて楽しいです♪一番のお気に入りは、「じんめんかめむし」(背中の模様がオレンジ×黒×白でお相撲さんの顔みたい)なのですが、香りが恐ろしそうなので実物にはおめにかかりたくないなぁと思っているところです★
擬態って、不思議ですよね。淘汰によって、そうでないデザインのヤツより生き残る確率が高かった、と説明されるのですが、ぼくには、ちょっと無理があるように感じられます。もし、仮に、彼らをデザインした者がいるとするなら、その存在は、かなりジョークが好きなのだろうと思います。ぼくも、擬態をする生物が好きで、ネットでいろんな写真を見て、驚いたり、笑ったりしてます。じんめんかめむし、けっこう笑えますよね(笑)