○ンタマがイタイ夜

仕事が一段落すると、とりあえずぼくはコーヒーを飲む。
コーヒーを飲むとき、ぼくは必ず音楽をかける。
今日、最初にかけた曲はオフコースの「秋の気配」だった。
(ふん、またか)
耳がそれを欲するのだからしょうがない。ぼくのせいではない。
つまり、もう秋なのだ。
秋といえば、すぐさま焼イモを思い浮かべるお姉さんもいる。
だが、ぼくがここで述べたいのは、読書と秋の関係なのであって、
実は、ここ数日、本の読みすぎで目の奥が痛い、という話がしたかっただけなのだ。