ある衝動

080626_01
砂に足をとられながら砂丘をのぼり切る。顔を上げると遠く海が広がっている。水平線に赤い太陽が沈んでいく。
「バカヤロー」
ぼさぼさ頭のジーパン男が叫ぶ。
そう、ここは、ナニが何でも叫ばなくてはならない。叫ぶ内容に意味はない。たぶんそれが青春なのだ。という話しはどうでもいい。昨夜1時ごろ、ぼくはベッドに向かった。いつものように寝室の明りを消したその瞬間、ある激しい衝動に駆られた。
「だれだー、だれだー、だれだー」
突然、あの歌が頭に沸き起こり、どうしようもなく歌いたくなった。しかし、ぼくは必死の思いでそれを食い止めたのだ。

“ある衝動” への3件の返信

  1. 放送局だけあって、さすがにTV番組に詳しいですね。上の写真は「俺たちの旅」から切り出したものです。ぼくが学生だったころは、金もないわけで、行く所といったら海ばかりでした。今でもそうですけど。

コメントは受け付けていません。