夕方、駐車場で花の写真を撮っていると、どこかのオジサンが近づいてきて言った。
なんしちょっとな。（何をしているのですか？）
花の写真を撮っているんです。ぼくは言った。
くらかどがな。（暗くて良く撮れないのでは？）
いや、大丈夫ですよ。
そん、はっぱがじゃまやっどがな（花の上の大きな葉が邪魔でしょう）
いや、大丈夫ですよ。と、ぼくは言ったが、
おじさんは、花の上にある枝を持ち上げてくれた。
こいでよかどが。（これで明るくなったでしょう）
はい、ありがとうございます。と言って、ぼくは写真を撮った。
枝を持ち上げる必要はゼンゼンなかったのだけど。
“ありがとう” への4件の返信
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はっぱを、持ち上げてない・・・・・
画像見たかったですね～
おいさん、こんばんは。
実は、上の写真が葉っぱを持ち上げてない写真です。
葉っぱを持ち上げた写真は、早く撮らないといけない、と、あせってしまって、ぶれてました。ところで、さっき思い出したんですが、葉っぱを持ち上げてくれたオジサンは、うちのお客さんでした。いつも襟に金バッジの付いた高そうな背広を着て店に来るので、同じ人物だと思いませんでした。今日は、ただのオジサンでした。
こんにちは。
もしかしたらそのおじさんは「枝を持ち上げたのではなくて、スプーンさんの写真を写す気持ちを持ち上げて気分を明るくしてくれたのかも[E:coldsweats01]」・・・なんてね。
人のやさしさの愛ですね。
http://jp.youtube.com/watch?v=MI33GJdtrPY
なるほど、そういう見方もありますね。やさしいおじさん。
ぼくは面白いことを見つけると、そこに集中してしまって周りが見えなくなることがあります。そんな時、おもしろがって人が寄ってくるんです。ネコさえ寄ってきますよ。以前、自宅の書棚を屋外で修理していた時のことですが、ハンマーで釘をたたいているとき、ネコが寄ってきて、何を思ったのか、ハンマーの前にアタマを出したんです。ぼくが釘の頭を集中して見てたので、なんだろうと思って、そこを見ようとしたのかもしれません。ハンマーは、ネコの頭を直撃し、ネコはギャッと叫んでどこかにすっ飛んでいきました。人をはじめ、動物たちは好奇心が強いんですね。妙なエネルギーを感じると、抗いきれずに寄って来るようです。