だれもいないときに来る人

080520_01
「だれもいないじゃん。いつ来てもだれもいないじゃん」
店に入ってくるなり、彼女は言った。
「いないときに来るからよ」
ぼくは言った。

“だれもいないときに来る人” への9件の返信

  1. もしかして、午前中だったんでしょうか、、、。
    、、、あの、まったりとした、空気がここまで伝わってきそうです。

  2. ☆じとさん、ちょっとムカシまで、春樹小説の文体は一人称「僕」でしたが…。春樹っぽいって、そういうことかなぁ。
    ☆かずさん、夕方6時頃でした。彼女がいる間も、お客様は一人しか見えませんでした。バリアを張ってるんですね、彼女は。あの帽子がその装置のような気がします。

  3. こんにちは。
    やっぱり、タイミングでしょうねぇ~[E:clock]。
    突然ですが、スプーンさんは小さい頃「なわとび」は得意な方でしたか(笑)。
    ちなみに9時から男は3回ほど「皇徳寺店」にお伺いしたのですけど、誰も居なかった時は1回だけでした。確率的には、誰も居ない時に遭遇する方が少ないみたいです。「鷹師店」はまだ一度もお伺いしていなので何とも言えませんが(笑)。
    それにしても「とある珈琲店」は両方とも女性のお客さんが多いですね(偏見かなぁ~)。
    まだ9時から男は「皇徳寺店」で男性のお客さんに遭遇した事は1度もありません[E:coldsweats01]。
    やっぱり、タイミングでしょうねぇ~(笑)。
    それでは・・・。

  4. なわとびですか? 得意って程じゃないですけど、フツーにできてましたよ。でも、特に好きってワケじゃなかったです。でも、女の子たちはナワをビュンビュン振り回して妙に楽しそうでしたね。中には、ナワで男子をビシビシたたく子もいたりして。そうやって彼女らはサディスティックな喜びに目覚めていくのかもしれません。
    当店のお客様は、そのほとんどが女性です。もともと喫茶店じゃなく、珈琲豆を売る店だからじゃないかと思います。皇徳寺店はどうか知りませんが、ぼくのいる鷹師店は、9割が女性ですよ。

  5. そうですね、言われてみれば、なんか、変な感じです。たぶん、ぼく以外の人たちに会うのが目的で来たから、そう言ったのかもしれません。ぼくの存在は空気より軽いらしいし。ぼくもそのほうが楽だし。考えてみれば、人間も空気の一部みたいなものですよね。ぼくは限りなく透明に近いブルーな空気でいたいと思うのですけど。

  6. いつきてもガラガラで心配になるくらい。
    やっぱり誰もいないときを狙ってきてるかのようですね。
    装置を駆使して。
    誰もいなくってもスプーンさんに会えただけでじゅうぶん!
    なんちて。
    コーヒーごちそうさまでした。おいしい豆を手みやげに、
    あたしは今日が最後の夜です。今度は…三年後?

  7. >いつきてもガラガラで心配になるくらい。
    ううう、 し、心配してくださって、ありがとう。
    でも、心配いりません。かも。
    三年後、ですか。案外、あっという間かもしれないな。だって、ティモさんが初めて店に来たときは、まだ初々しい制服姿でしたから。あれから7年も経ってしまったなんて、ちょっと信じられないです。
    無事、スペインに行けるといいですね。

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