悲しき冷蔵庫

どちらかといえば、ぼくは人に悲しい思いをさせようとは思わない。でも、結果的には違うのかもしれない。なぜなら、ここ数日、ぼくの冷蔵庫は空っぽなのに、ぼくは平気でいられるからだ。空っぽの冷蔵庫は、毎日、どんな気もちでいるだろう。なにも入れないのなら、いっそ、電気を切ってほしい、と思っているかもしれない。

2000年6月のHPから

むかしアップしてたホームページのファイルを整理してたら、懐かしい記事が出てきた。

2000年6月18日
大掃除をしていて古本を見つけ、読みふけってしまった。糸井重里のスナック芸大全。その中から一つ選んで六コマ漫画にしてみた。アメリカ人の42歳のおばさんに教わったそうです。ほかに、「あっというまに、キミの前から消えて見せるよ… 1・2・3で目をつぶってごらん」相手が目を閉じたら、すかさず
「ワッハッハ、ボクが見えるかね、明智クン!」という。なんてのもある。つまんねえ?あ、そう。


シリの皮が少しムケた午後

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車が目的地に着いたとき、時計は1時をまわっていた。
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とにかく腹が減っていたので、湖畔にある食堂で昼食にした。その店の前には、そうめん流し機も並んでいて、そのうち数台がスタンバイしていた。
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以前、ここで食べた時、鯉のあらい定食がおいしかったので、今日もそれを頼んだ。注文すると、おかみさんが大きな網を持って店の前の生簀に向かう。店は質素だけど、ここの定食は一級品だ。ほんとにおいしかった。
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腹がふくれたので、いつものようにボートに乗ることにした。
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目立ちたい年頃の某F少年なら、きっと派手なピンクのミッシー号を選ぶであろうが、
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ぼくはもう十分に大人なので、目立たない、ふつうの手漕ぎボートを選んだ。
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湖の中央付近にボートを停め、ぼくは湖の深さを想像した。この湖の水深は、その大きさの割にけっこう深く、100m近くある。あのジャック・マイヨールによる素潜りの世界記録が105m。ほんとうに深い。
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ぼくとの出会い

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ぼくは枯れた花の写真を撮ったことがない。何日か前、ぼくは、そううつだものさんのブログを見て不思議な感動を体験した。正確に言うと、感動している自分に気づいて、びっくりした。ぼくはその時、知らないぼくに出会ったのだ。そこには枯れたバラの写真が数枚あった。
昼過ぎ、某F少年から、あの本を借りた。そして
ぼくは、ぼくの知らないぼくに出会えるだろうか。
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ぶどう

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駐車場のフェンスのあちこちにブドウがぶら下がっている。とりあえず写真に撮っておこうと思い、カメラを構えていると、通りがかった若い女性が「これ、ブドウですか?」と言った。「そうですね」と言うと、「うわー、はじめて見ました」と、感動して言った。それを聞いてぼくは思い出した。ピーナッツの実が生っているのをはじめて見た時のことを。その時ぼくは小学生だった。今でもその場所、その時の感動を写真のように思い出すことができる。

渚にて

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人類が滅んでも、太陽はいつものように昇り、そして沈み、だれもいない道路や公園に、何事もなかったように雨は降るんだろうね。

朝はゾンビ

朝がヨワイ。目が覚めてもアタマは寝ている。たぶん、血圧が低いせいだと思う。今朝はベッドから起き上がって、数分間立ち上がることができなかった。ぼくは血圧が低いせいだと信じているのだけど、もし違ったらどうしよう。急に心配になってきたので、ヨッパライ某に頼んで血圧計を借りてきてもらった。さっそく測ってみると、平均して最高血圧が110前後。だいたい正常値を示している。今はテンションが高いし、頭もはっきりしているのだから当然といえば当然だ。問題は朝。明日の朝、どのような数値が出るだろう。正常値だったら原因は別にあるってことで心配だし、異常に低くても困る。
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