マリモ日記その3

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マリモとバラには大きな違いがある。バラのような人を思い浮かべるのは簡単だが、マリモみたいな人を想像するのはとても難しい。

さらば青春

数日前の午後、ひどく蒸し暑かったので、今年初めて店のクーラーを起動させた。すると、吹き出し口から遠~い青春時代を髣髴とさせる、あのなつかしいニオイがモワ~と漂いはじめた。ほろ苦く甘酸っぱい青春のニオイ。別な表現をするなら、それは洗い忘れた靴下の臭い。しかし、いつまでもなつかしさに浸っているわけにはいかなかった。コーヒーの香りと青春の湿った靴下の臭いは相容れないからだ。というわけで、今朝、いつもより早く出勤し、クーラーを洗浄することになった。業務用のクーラーなので、かなりデカイ。プロに依頼すると、たぶん、ん万円はかかる。というわけで、自分で洗浄することにした。カバーを全部取り外し、園芸用の噴霧器で洗剤を噴射しまくる。水圧は意外と高いのだが、こびりついた汚れを吹き飛ばすほどではない。熱交換器が泡まみれになった状態で30分ほど放置し、汚れが浮いたところで、繰り返し洗った。きれいな水で洗剤を洗い流し、自然乾燥後、カバーを取り付けて終了。さっそくスイッチを入れてみると・・・なつかしい青春のにおいは消えていた。
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魅惑の建造物

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なぜかこういう建物にヨワイ。雨のバラ園から、道路向こうにある、この怪しい建造物をぼーっと眺めていた。眺めるというより、見とれていた。すると、ふと、左後ろあたりから強い視線が飛んでくるのを感じた。振り返ると、カメラを持った若い女性がぼくを見つめている。その目は、そこをどけ、と言っていた。ぼくはバラの咲き誇るトピアリーの正面に立っていた。

パローレ

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雨の休日。バラが満開らしいので、近くのバラ園に出かけることにした。
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こんな雨の日にバラを眺めに来る人なんて、いないだろう、と思っていたのに、オバサンたちでいっぱい。
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小雨に煙るバラ園はミスティー。
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左手に傘を持ち、右手ででシャッターを切る。カメラはびしょ濡れ。
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ご存知、ザ・ピーナッツ (え、知らないの?)
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雨の日は、光がやわらかいので、バラも優しくみえる。
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歌舞伎役者の隈取を思わせるデザイン。
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近づいてパチリ。
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水滴が踊っている。
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今回一番気に入ったバラ。香りもすばらしかった。
パローレという名前。
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ダースベーダー。(ぼくが勝手に付けた名前)
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お昼過ぎには雲が上がり、雨も止んだ。
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風車みたいな

カーポートの入り口に白い花が咲いた。ジャスミンのような甘い香りがする。数ヶ月前、フラワーパークの売店で買ったのだけど、なんという名前だったか忘れた。ネットで調べてみると、トウテイカカズラ、というキョウチクトウ科の植物で、スタージャスミンとも呼ばれるらしい。でも、ジャスミンはモクセイ科なので、科はまったく違う。

庭に、これとそっくりの花が咲いている。これはハツユキカズラ。花も、葉っぱも、トウテイカカズラよりひとまわり小さい。最近、あちこちで見かける、けっこうポピュラーな植物だ。

波平の年齢

うちはコーヒー豆屋なので、コーヒー豆を売っている。
その中に、トミオ・フクダという名前のブラジルコーヒーがあるのだが、昼過ぎいらした女性のお客さんが、それを見て、
「サザエさんみたいなコーヒーね」と言った。
どうやらフクダとフグタを混同しているらしい。
サザエさんの本名はフグ田サザエである。
しかし、そんな話から、サザエさんって、いくつなんだっけ、
という話になり、また、波平って、いくつなの?
という話になった。
ぼくはすぐにネットで調べ、その年齢を教えてあげた。すると
「え~~!うそ!」
お客さんは目を丸くして驚いた。
ためしに、昼過ぎにやって来た某F少年にも聞いてみた。
「波平って、いくつか知ってる?」
すると、
「73?」という答えが返ってきた。

もう寝ます

短いようで短かったLONG VACATIONが終わり、今日から仕事。たくさん豆を焼かなくてはならないので、いつもより2時間早く家を出た。
眠い。とても眠い。
どうして朝は眠いのだろう。
今日はヒマだといいなぁ、などと考えていたが、期待に反して電話は鳴り続け、お客さんはひっきりなしにやってきた。
疲れた。眠い。
というわけで、今日はもう寝ます。

A LONG VACATION 3日目

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短いようで短かったLONG VACATIONも今日で終わり。ドライブに出かけるつもりでいたのだが、ヨッパライ某が風邪で寝込んでしまった。主婦のいない家を運営するのは主夫の役目。ぼくは寝ぼけマナコで洗濯機に洗濯物を放り込み、スイッチを入れ、コーヒーを点てて茶わんを洗い、洗濯物を干した。昼ごはんはチャーハンとニラの卵とじ、手作りドレッシングのサラダ、そして先日いただいたアベックラーメンで冷やし中華を作った。自分で言うのもなんだけど、どれも恐ろしくうまかった。
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天気が良いせいで気温は上昇し、初夏の陽気となった。来る夏に備えて、ビーサンを靴箱の奥から取り出し、風呂場でゴシゴシ洗った。とても楽しい作業だ。
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今夜は屋上でバーベキューをするつもりだったが、残念ながら桜島の火山灰が風に舞っていて、とても外で食事ができる状況ではなかった。これはこれでおもしろいのだけど、予定は狂いっぱなし。でも、とても楽しく、充実した休日だった。
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