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湖のほとりを歩いていた。たまに風の音がするくらいで、とても静かだった。ふいに大きな木が立ちはだかった。枝にカラスがとまっていた。カラスはじっとこちらを見ていた。いやな感じだった。そのとき、湖面を渡ってきた風が木を激しく揺さぶった。カラスはぼくの頭をかすめて飛んでいった。

バイバイ ガリュウバイ

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というわけで車は北へ向かった。ガリュウバイというのを見に行くためだ。しかし、ガリュウバイは既に店じまいの支度を始めていた。散り始めたガリュウバイを眺めながら焼きたての梅ヶ枝餅を食べた。
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帰りにあの池に寄ってみた。池沿いに植えてあるウメが甘い匂いを漂わせていた。
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ぼくの空、君の空

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ぼくの空と君の空が違うことを知らなかった。同じ空だと思っていた。いつだって同じ空を見上げているのだと信じていた。だから気に留めるはずもなかった。あの日、ぼくの空と君の空が違うことを知ったとき、ぼくは驚くと同時に、果てしなく一人ぼっちになった。でも、それが始まりだった。ぼくの冒険はそこから始まった。

人の夢の中で風呂掃除をすることもある

夕食のあとでヨッパライ某が言った。
あたし、変な夢を見たよ。あたしたち、ジャングルの中の廃墟ビルに住んでるの。
へ~、そ~。
で、何か食べ物を探しに、サルになって出かけていくの。
ほ~、おれ、サルと結婚したんだ。
ジャングルの中で、サルたちと話して、食べ物のありかを聞くの。
ふ~ん、きみって、ほんとはすごいのかも。
食べ物を調達して家に帰ったら、あなたが一生懸命風呂の掃除をしているの。

生まれいずる悩み

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また寒くなってきた。今朝、ぼくは例の白いレギンスを着用するか迷ったが、はくのがめんどうだったのでやめた。そのことを若い女性のお客さんに話したところ、ぼくが白いレギンス(モモヒキともいう)をはいている姿などまるで想像できないからやめて下さい。と、真顔でいわれた。
ふっ、そうか。そうだろうな。ぼくは納得した。
しかし、明日から一段と寒くなるという。困った。
ぼくの悩みはこのようにして増えていく。

ビールの泡

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あさき夢
あわき恋
遠き道
青き空
これ、井上陽水のなんとかって曲。
いつのまにか口ずさんでることもしばしば。
浅く、淡く、遠い。ぼくの毎日
生きている実感って、よくわからない

雨のステイション

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今日で2月も終わり。というわけで、雨も降っていることだし温泉に行くことにした。海沿いの道を1時間ほど走り、いつもの温泉に着いて引き戸を開けると、そこには天ぷらにして塩をかけるとうまい、あの草が活けてあった。
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雨に打たれながら温泉につかっていると、あまりに静かで、今にも時間の流れが止まってしまい、もしかするとデジャビュが起きるんじゃないか、みたいな雰囲気になったが何も起きなかった。帰るとき、温泉のご主人に、あの活けてある草は、天ぷらにして塩をかけるとうまい、あの草ですよね、と聞くと、そうですよ、裏山にたくさん生えてます、とのことだった。
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帰る途中、路肩に車を止めて山道に少し入ると、天ぷらの草が土手のあちこちからモグラたたきのモグラみたいに顔を出していた。
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ヨッパライ某が、某てびねり陶器屋さんに行きたいというので、本土最南端の某駅の方へ走った。途中、道端に無人野菜売り場があったのでキャベツを買った。取れたてのキャベツが50円。
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本土最南端の駅
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某植物園にも寄ってみた。桜が満開だった。