正月モード1日目 モードチェンジ

ふっ、今日から新たな気分で生きて行こうと思うぜ。だから今日は、A LONG VACATION 4日目、とはならない。こう書いてしまうと昨日を引きずることになってしまうからね。そして例年だと元旦にはレッド・ツェッペリンを聞くのだが、春の海を聞いた。しぶい。雅だ。しかし、気のせいだと思うが、急に年をとったような錯覚に陥いってしまうのは難点と言えなくもない。ところで今日は昨日に引き続き、家の大掃除を行った。いばるつもりはないが、元旦に大掃除をしているのはぼくくらいのものだろう。というわけで、最後に残されていた大掃除のチャンピオン、台所、に立ち向かった。
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まず換気扇を分解し、油脂の固着したシロッコファン、吸着ネット、ガスレンジの受け皿、五徳などを特殊な洗剤に浸け置きした。油脂分が溶け去るのを待つ間に壁面タイルの油汚れをこすり落とし、レンジ、流し台を磨き上げる。
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10時過ぎに開始したが、作業が終了したのは日没前だった。疲れた。真っ白に燃え尽きたぜ。もうブログを書く元気もない。というわけで今日からモードチェンジをする予定でいたが、明日からにした。

A LONG VACATION 3日目

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今日で今年は終わるそうだ。これは人間世界の話であって、ネコや犬やスズメ、ミミズ、異星人などには関係ない。ちなみに、わが家のネコの場合、正月は特別な食事が振舞われる。

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今日は全国的にソバを食う日なので、そば屋をやっている某弟に予約をしようとしたが連絡が取れず、急遽、お世話になっているみさき茶屋さんに電話をし、店まで取りに行くことになった。

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みさき茶屋さんは12年間営業されていたが、今日で閉店されるとのこと。とても残念な話だ。

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みさき茶屋さんの近くにあるホームセンターで、いつものように換気扇用の洗剤を購入。

わが家の換気扇は特殊なので、この洗剤がないと、ぼくの貴重な休日は派手に侵食され、大変な目にあう。

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家に帰り着き、車の掃除をした。風もなく、暖かくて気分よく掃除ができた。夕方、今年最後の珈琲を淹れた。ちなみにマンデリン。

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ヨッパライ某と二人で今年最後の夕日を眺めた。
来年もよろしく!

A LONG VACATION 2日目

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8時5分に目が覚めた。とても天気がいい。ドライブに行かなくては、と思ったが、今日は家の大掃除。午前中に風呂掃除を終え、午後から棚の雑巾がけなどをしていると、リビングのあたりから耳の具合が悪くなりそうな音楽が鳴りはじめた。ぼくは別の部屋でカントリーを聞きながら作業をしていたのだが、それが聞き取れなくなるくらいの音量だ。何事かと思って見に行くと、息子が変な音楽を聞きながら窓を拭いている。外側を拭き終わったので、家に入り、窓の内側を拭き始めた模様だ。それにしてもひどい音楽だ。雑音にしか聞こえない。疲れる。掃除が終わりに近づいた頃、娘が遊びに出て行った。例年どおり、自分の部屋だけを一生懸命掃除していたようだったが、家を出る際、「2階のトイレ、掃除しておいたからね」と言った。明日は雨かもしれない。作業をほぼ終え、屋上に上がるとちょうど夕日が沈むところだった。店から連れ帰ったメダカを持ってきて写真を撮った。
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もしもパイプオルガンが弾けたなら

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潜水艦ノーチラス号にはパイプオルガンが装備されている。それを弾くのは謎の人物、ネモ艦長だ。潜水艦は深い海底をパイプオルガンの重厚な音色を響かせながら航行していく。ご存知のように、パイプオルガンは送風機とパイプ群で構成される。実を言うと、ぼくも送風機とパイプで構成された装置を毎日操作している。しかし、そこに重厚な音楽を奏でるための鍵盤はない。もし鍵盤があれば、ぼくはそれをドラマチックに弾いただろう(夢の中で)。今日はその装置を分解し、中のススを落とした。

仕事納めの夜、F少年用と自家用の豆を焼く

某珈琲店の仕事は今日でおしまい。珈琲豆は急ピッチで売れ続け、ふと気づけば残っているのはマンデリン140グラムとグレートマウンテンが200グラム少し。あわててマンデリンを自家用に確保。でもこれだけじゃ正月用には足りない。皇徳寺店は昼に完売したというし、ほかの珈琲店で豆を買うのも変な話だ。困ったことになった。と、そこに某F少年が現れた。豆は売り切れて、もうないよ、と言うと、あからさまに不機嫌な顔になった。グレートマウンテンならあるけど、と言うと、首をひねっている。ぼくもそうだが彼は深煎りの豆が好み。グレートマウンテンの煎りは浅い。と、そこに、浅煎り豆が好きなMさんが現れ、残ったグレートマウンテンを買っていかれた。ついに豆はなくなった。カウンターに気まずい沈黙が流れた。ぼくとF少年の抱えている問題は同じだった。ぼくはふいに思いついたように明るく言った。
「今から焼こうか」
彼が欲しいのは深煎りのタンザニア・アデラで、ぼくもそれを気に入っている。時計は7時を回ろうとしていた。
明日は店の大掃除。今年最後の出勤です。

命の素はモーターでやってくる

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年に二度、機械の中からモーターを取り出して掃除する。およそ電気で動く機械にはモーターが内蔵されている。人間もモーターで動いている。たとえば鞭毛を動かすのに使われている回転型のモーター。巧妙すぎてあきれてしまう。だれが設計したのか、その仕組みは精緻を極め、謎が謎を呼ぶばかり。

変化の兆し

ぼくの年賀状はいつも「ひどい」と評判だ。親戚から小言をいただいたこともあるし、こんなにひどい年賀状が届いた、と、ブログのネタにされたこともある。会社の上司と同じく、いただく年賀状は選べない。勝手に届くからだまって受け取るしかない。年明け早々痛ましい話だ。ぼくは小学生の頃から年賀状を書き続けているが、年賀状のひどさはその頃から変わらない。今でも、あれはちょっとやりすぎだったな、と思う年賀状がある。思い出すたびに心が痛い。ような気がする。それは、下のほうに小さな字で「あぶりだし」と書いた年賀状だ。何もしてないから、いくらあぶっても何も出てこない。きっと何人かはあぶりすぎて燃やしてしまっただろう。ところで、今回の年賀状は家人にも好評だ。つまり、まともだ、ということだ。ぼくは変わったのかもしれない。

きみは愛されるため生まれた

仕事を終えて教会に行った。教会内は照明が落とされ、たくさんのローソクが灯っていた。みんな、大きな声で歌を歌っている。ぼくの知っている歌はとても少ないけど、きよしこの夜だけは歌えた。最後に、次の曲をみんなで歌った。これも知らない歌だった。
きみは愛されるため生まれた
きみの生涯は愛で満ちている
きみは愛されるため生まれた
きみの生涯は愛で満ちている
永遠の神の愛は
われらの出会いの中で実を結ぶ
きみの存在が私にはどれほど
大きな喜びでしょう
きみは愛されるため生まれた
今もその愛受けている
きみは愛されるため生まれた
今もその愛受けている
これ、韓国のゴスペルソングなんだそう。人は神に愛されるために生まれた。あなた(人間)の存在がわたし(神)にはどれほど大きな喜びでしょう。聖書にはそのように書かれてるけど、これはまったく、そのまんまの歌ですね。会が終わり、帰りに、店のお客さんの経営されている塾の前を通ってみた。10時前だというのに明かりが煌々と灯っている。ドアを開け、「メリークリスマス!」と叫びたい衝動に駆られたけど、営業妨害になると思ってやめた。
下の写真は塾の入口にある伝言板
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静かな夜

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静かな部屋でストーブが燃えているのはいいものだ。
夜の帳を超えて聞こえてくるのは…
潮騒。ではなく耳鳴り