いつものところで、いつものように安いほうの寿司を食べようと、いつもの道を南に走った。いつものように丘にのぼって海を眺めた。でも、いつものところはいつもと少し違っていた
雨が降っていたが、いつものところで雨をしのぐことはできなかった
海は雨に煙ってどこか悲しげだった
いつもの海に行ってみた
ハマゴウがたくさん咲いていた
ミンコフスキーな夕暮れ
海辺のレストラン
ぼくはめったに新聞を読まないのだけど、夕食後、どういうわけか部屋の隅に積み上げてある新聞を手に取った。それは昨日の新聞だった。一面に台風で無残に倒壊した家屋の写真があった。その建物に見覚えがあった。ドライブの途中、よく遊びに行く海辺のレストラン。先月も珈琲をご馳走になった。なんてことだ。信じられない
月明かりの下で
台風が来て去っていった。屋上のフェンスの向こう側に木の葉と木の枝を散らかしたまま。ぼくはそれを月明かりの下で片付ける。フェンスをまたぎ、ひさしの上にたまった木の葉の山をゴミ袋に入れていく。夜風が涼しい。昼間だと2階の屋根の縁を歩き回るのは恐ろしいが、夜だとよく見えないので平気。ジャンプすらできる。でも、足を踏み外したら、Long Goodbye












