坂道

170213_07

晴れた日に山を登っていく。曲がりくねった細い道。ちょっと疲れて、道端で休憩。何気なく下界を見下ろすと、今まで歩いてきた道が遠く小さく見える。このブログも書き始めて10年になるけれど、たまに過去の記事を読むと、山の上から見下ろしているように見えておもしろい。高いところから見下ろしているように感じられるのは、今のぼくが、あの頃より少しは成長しているということかな

ペパーミントブルー

170213_01

ペパーミントブルーの空に白い雲がプカプカ浮かんでた。ドライブにもってこいの日だったが、風は冷たかった

170213_02

海の向こうに島が見えた。100年に一度現れる幸福の島

170213_03

ソフトクリームを食べたくなったが、売ってないのでモナカにした。海辺を歩いたら風が冷たくて涙がボロボロ出た

170213_04

帰りに公園に寄ってみた

170213_05

ウメの匂いが甘くせつない

170213_06

河津桜はほぼ満開

額縁の中の二人

170208_02

イヌは洗い過ぎると自分の匂いが分からなくなって、自分がイヌである事を忘れてしまうという。放っておくと、ぼくはぼくを忘れ、知らない自分になってしまう。大切な人との関係も朝露のように消えて跡形もない。時がいつの間にかぼくの匂いを洗い流してしまうからだ。ぼくが写真を撮るのは、時折それをポケットから取り出し、自分の匂いを思い出すため    

夜空のスクリーン

170202_02

映画館で見る映画、テレビで見る映画。やっぱり違うんだよな。そして最近気になるのが、フィルム映写機とプロジェクターの違い。ぼくの映画館のイメージはフィルムのまま止まっているみたい

なんとなくスペイン

170206_01

空港の用事が早く済んだので、海を臨む丘陵にある店にパエリアを食べに行った

170206_02

隣国のバスツアー客が大勢いて大変な賑わいであったが、12時を過ぎると潮が引くようにいなくなり、うそのように静かになった

170206_07

なんとなくスペイン

170206_04

帰りにいつもの場所に寄って、段々畑を散歩した。風が強く、厚めのセーターを着ていたが、ちょっと寒かった

電話の向こうはどんな顔

電話は好きじゃないので、ほとんどかけない。できたらメールで済ます。でも、メールが使えないところには電話をかけるしかない。ある会社に電話をすると、若い女の子が出る。一度も会ったことはないのだけど、ラブリーな声で親しげに話しかけてくる。きっと、目のきらきらしたかわいい女の子なんだろうな、と想像してしまう。サラリーマンだったころ、ある会社に出向していた時期があった。そこで館内放送を担当していた女の子は、透き通った天使のような声で館内アナウンスをしていた。彼女を知らない人は、それを聞いてルパン三世に出てきたクラリスみたいな女の子を思い浮かべたに違いない。たしかに魅力的なルックスの女の子だったが、彼女はぼくに会うたび、口癖のようにこう言った。いい男がいたら紹介しろよな

夜のガスパール

170202_01

なんだ君か、びっくりするじゃないか
呼んだでしょ
いや、呼んでない
なにしてるの
なにも。ちょっと考え事をしてた
いいわね。あなたはいつも楽しそう
そんなことないさ
そうかしら
呼んでないのなら帰るわ。おやすみなさい
おやすみ

夜更けのミュウ

深夜、星空を眺めようと屋上に出たら、近くで子猫の鳴き声がする。周囲を探すが猫の姿はない。第一、こんな高いところに猫がいるわけがない。奇妙だな、と思いつつ、テーブルに向かって歩きはじめたら、また鳴き声が。すぐ近くだ。ぼくの後をついてくる。ぼくはぞっとしてサンダルを履いたまま屋内に駆け込んだ。すると猫も追ってきて、足元でミュウ、と鳴いた。鳴いていたのは新しいサンダルだった

静かなる細き声

170130_09

雨が上がったので、カメラをぶら下げて散歩に出た。考える材料がたまってくると、いつもなら車を走らせながら考えをまとめるのだけど、今日はどこまでも歩きたい気分だった

170130_02

こういう形に目が留まるのは昨夜見た映画のせいかもしれない。そういえば、その映画のエンドロールに使われていた音楽?は秀逸だった。ぼくはそこにこそ、エリアが耳にした「静かなる細き声」を聞いた気がした

170130_03

足が痛くなったので帰路に就いた。半日歩いたが、やはり考えはまとまらなかった