滝のそばも山の上も暑かった

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今日は海の日だったので山に向かった

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東洋のナイアガラと、呼ばれているらしい滝。滝の向こう側にあった橋は完全になくなっていた

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滝の近くの茶屋でウナギを食べた。ここの鯉の味噌汁はとてもうまい

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いつものように発電所跡にも寄ってみた。今日は沈んでなかった

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セミの抜け殻。おそらくニイニイゼミ

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山の上の美術館に行ってみた。ちょうど、作家2人によるギャラリートーク「中島信也と森本千絵の森の中のおはなし」が始まるところで、TVCMができるまでの話を興味深く聞くことができた

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木の根っこから電話の受話器がぶら下がっている。耳にあてると人の声が聞こえるが、こちらから話しかけても完全に無視される

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松任谷由実のオリジナルアルバム「宇宙図書館」のジャケット・アートワークに使われた本棚のセット。この前に立つと俄かに空間がゆがみ、時空を飛び越えることができる

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また会えたね

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ゲゲゲ

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夜、屋上で星を眺めながら涼んでいたら、ゲゲゲ、という、ケモノの声が聞こえてきた。家の前に畑があるので、きっとタヌキかアナグマが発情して変な声を出しているんだろう、と思った。ゲゲゲはすごいスピードで移動しており、こちらに向かってくる。ぼくは家の屋上にいるので、当然、ヤツはここに来ることはできない。次の瞬間、ぼくのすぐ右横を大音量のゲゲゲ声が通り過ぎて行った。姿は見えなかった。ものすごくびっくりした

あのとき君は

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あのとき君は真剣な顔で言った。明けないツユはない、明けない夜がないようにね、と。ぼくにはそれが含蓄のある重要な言葉に聞こえた。紙に書いてトイレに貼っておこうとさえ思った。でも、今は違う

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ツユが明けるとクラゲだって空を飛ぶんだ。あのとき君は青い空を見上げ、真剣な顔でそう言ったね。ぼくはおどろいて返す言葉もなかった。ただ、なんて美しい詩なんだろう、と、心から感心していた。でも今は違う

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ツユの明けた夜、ぼくは久しぶりに星を見ながらビールを飲んだ。君は思わないかい? 人生に酔えなきゃ、つまらない

孤独の発明

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おもしろそうな題名に惹かれて購入したものの、読まずにほったらかしている本がたくさんある。そんな中から、なぜか、今読むべき本のような気がして、ポールオースターの「孤独の発明」を手にとった。それはポールオースターが亡き父親の実像を求めて回顧、苦闘する自伝的作品。ぼくは近頃よく思う。果たしてぼくは親、兄弟、配偶者、子供、親友らの実像をつかんでいるだろうか。勝手に作り上げた虚像と格闘していやしないか。むなしい一人芝居を演じて満足しているのでは? 孤独の発明とは言い得て妙だ

虫を放つ

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クワガタを飼い始めて今日で一週間。エサにしていたスイカが昨夜でなくなってしまったので、夕食後、近くの山に逃がすことにした。生物を飼っていると気づくのだが、奴らの行動は月の満ち欠けにかなり影響を受ける。連中が脱走を試みるのも、満月や新月の前が多い。見えない糸にひかれるように、謎の電波に操られるように、連中は移動を開始する。今夜は満月。彼を放つのに誂え向きの夜だ

脱走

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朝起きて、ヤツに会いにダイニングルームに行く。食堂テーブルの隅にタッパーが置いてあり、中には数日前つかまえたクワガタがいる。はずだったが、ヤツはフタを持ち上げて脱走していた。子供のころ、いろんな生き物を部屋で飼っていたが、たまに脱走する者がいた。気持ちは痛いほどわかる。彼らは自由が欲しかったのだ。同じく自由を愛するぼくにはクワガタの気持ちがわかるので、彼がどこに逃走したかすぐに見当がついた。ぼくは脇目も振らず北側の窓に歩いて行き、ブラインドを上げ、サッシ左奥の隙間に目をやった。わずかな隙間からクワガタの角の先が見えていた。ところで、先日、真夜中にすぐ近くで雷が鳴り、あわてて飛び起き、エアコンやパソコンのプラグを抜いた。むかし、雷のせいでエアコンの基板がこわれ、けっこうな出費となったことがぼくの数多いトラウマの一つとなっているのだ。そこで某熱帯雨林に雷ガード、というブツを注文したのだが、それが今日届いた。効果があるかは不明だが、もう夜中に飛び起きてプラグを抜くことはなくなる… といいのだが