海辺の塔

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googleマップ上で海辺をうろついてたら、尖がった影を見つけた

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ストリートビューで見ると、灯台のようなものが見える

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水筒に水を入れ、ポケットに昼食代を突っ込んで車に乗り込む。山を越えて南に下り、農協の角を右に曲がって海に出ると塔が見えてきた

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コンクリートの塔

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昼食は漁港近くの食堂でタカエビ定食にした。はらが減っていたのでご飯をお代わりした

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海の近くで写真を撮っていたら、日傘をさしたきれいなご婦人から、いい写真が撮れますか、と声をかけられた。もし二人が若かったら、そこから新しい物語が始まったかもしれない

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沖から次々にトンボが飛んでくる。どこから?隣の国?

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茫茫

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わが家の庭は草ぼうぼう。なにもしないで放っておくと、いろんな草がおかまいなしに生えてくる。ぼくの頭の中も草ぼうぼう。なにもしないで放っておくと、いろんな草がおかまいなしに生えてくる

赤い花

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雨の水曜日。店のまわりにも赤い花が咲き始めた

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今日はケーキを食べる日。家族のだれかの誕生日。ぼくはラムをかけて食べる。こうやって食べるのが一番うまいと思う

時間よ止まれ

これはドキュメンタリー映画「パーソナル・ソング」を紹介する動画です。知ってる人も多いと思うのですが、初めて見る人はかなり驚く内容です。
以下、アマゾンの内容紹介文より
音楽のチカラが、人生の喜びを取り戻す。介護の現状に一石を投じる、全米注目のドキュメンタリー。
介護施設に入居するひとりのお年寄り。若い頃の記憶をまったく思い出せない彼女だが、思い出の音楽を聴かせると、とつぜん饒舌に過去を語り出した。
薬ではなく、音楽のチカラで認知症患者の心の目を覚まし、人生の喜びと、人との繋がりと、活力とを取り戻すことは可能なのだ。

この驚くべき動画を見てぼくはすぐさま一計を案じた。ぼくもそう遠くない将来、認知症患者の仲間入りをするかもしれない。その時のために、「もしぼくがそうなったら、この音楽を聞かせて欲しい。きっと不死鳥のようによみがえるから」と、音楽ファイルの入ったメモリーカードを家族に預けるのである。
という話を、さっき夕食を食べながら家族と話していたのだけど、どの音楽を選ぶかで白熱してきた。ぼくが、「もしそうなったら、まずは矢沢永吉の時間よ止まれを聞かせてみてくれ」というと、ヨッパライ某が、「あんたが? 似合わないってば」というので、「なんで?」というと、「そういう人じゃないでしょ」という。いつものことだが、みょうな話になってきた。

あおぞら

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朝からずいぶん空が青い。青すぎて、なんだか感傷的な気分になってしまう

Because the sky is blue
It makes me cry
Because the sky is blue

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そういうわけで青い空の下を南に走り、そうめん流しに行ってB定食を食べた。いつかは鯉のあらいが付いた300円高いA定食を食べたいけれど、もう無理かもしれない。ぼくに残された時間は少なくなってきた

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帰り道、遠くの海が見える場所に寄ってみた。台風一過のせいか、屋久島をはじめ、ずいぶん遠くの島々が見渡せた。ふと同伴者のだれかがつぶやいた。むかし、ここで崖から落ちて手と足を骨折した人がいたよね

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山の上の公園にも寄ってみた

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白い花がたくさん咲いていた

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生まれ出づる仕事

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仕事を終え、店じまいをしていると、流しの方からポタ、ポタ、と水の滴る音がする。蛇口を閉め忘れたのだと思い、ノブをきつく締めるが変化なし。水道の元栓を閉めて蛇口を取り外し、分解すると、中のOリングの一つが一部削げていた。Oリングを取り換えるしかない。特殊な蛇口なので、このサイズのOリングは市内のホームセンターに無いかもしれない。仕事は終わったが、新しい仕事ができてしまった。明日は休みだというのに

台風前夜

カラー地図を印刷する必要が生じたので、パソコンからネットプリントにファイルを送り、自宅近くのコンビニで印刷することにした。深夜のコンビニは台風が近づいていることもあって、人影もまばら。店内のプリンタに先ほどアップしたファイルをダウンロードし、印刷ボタンを押す。便利な時代になったものだ。プリントを終え、車をとばして帰宅し、カップに氷を入れてウイスキーを注ぐ。やれやれ、やっと一日が終わった。ウイスキーを飲みながらポケットをまさぐり、硬貨をテーブルに広げる。ん?金額が合わない。お釣りを取るのを忘れたのだ。車に乗って取りに行こうと思ったが、お酒を飲んでしまった。しかたなく、歩いていくことにした。車だと5分で着くのに、歩くとけっこう遠い。でも、お酒のせいで、なんだかいい気分。コンビニに着いた。客は一人もいない。お釣りはそのまま残っていた。ラッキー! ところが店を出たとたん、大粒の雨が横殴りに降りだした。台風がすぐそこまで来ているのだ。ぼくは雨に濡れながらとぼとぼ帰った

ヤマビコの話

昼過ぎ、お客さんとコーヒーを飲みながら話してたら、ヤマビコの話になった。ぼくが、ヤマビコなんて最近の人は知らないんじゃないですか、特に、この辺りには高い山もないし。というと、そんなことはない、開聞岳の上でもヤマビコは聞こえるよ、という。お客さんはその付近の出身なのだ。へえ、どこに反射するのかな。あのあたりだったら、よほど大きな声を出さないとヤマビコは返ってこないんじゃないですか、というと、まじめな顔で、メガホンを使うのよ、ヤッホーって。ずいぶん迷惑な話だと思ったが、だまっていた。うちのお客さんは変わった人が多い