A LONG VACATION 2日目

朝8時、友人たちを見送った後すぐに店に向かった。店の大掃除の続きだ。今日は機械を分解して中のススを掃う。いつもと同じテンポで作業したはずなのに、終了したのは夜の8時。いつもより3時間余計にかかっている。なぜだろう。睡眠不足のせいかもしれない

A LONG VACATION 1日目

というわけで、今日から一年で一番長い休みに入る。その一日目は、例によって店の大掃除。いつもなら二人でやるんだけど、一人が今朝の飛行機でどこか飛んで行ってしまって、一人でやることになった。二人だと一日で終わるんだけど、無理なので、今日と明日に分けてすることにした。

夜は、友人たちと忘年会だった。わが家に集まって、飲んでしゃべった。約一名、妙に目がさえて元気なのがいたせいで、2時半まで何かしゃべった。ここにはちょっと書けないような話。もう若くないのに、明日の仕事に響くぜ

車だってたまには珈琲を飲むのです

ドライブに出かけるときは、たいてい、コーヒーをポットに詰めて行く。先日、某植物園の駐車場に車を停め、コーヒーをカップに注いでシフトレバーの横に置いたら、安定が悪くてひっくり返った。地球を周回しているスペースシャトルだったら、こぼれた珈琲は黒い水玉になって空中を漂うのだけど、ぼくが乗ってきたのは地面専用の乗り物だから、黒い液体はすべて床に落ちて吸い込まれてしまった。以来、ぼくの車は、ドアを開けると猛烈にコーヒーの匂いがする

海の底に行ってみた

お昼をだいぶ過ぎたころ、どこかで食事にしよう、ということで車を走らせた。海沿いの道路を南に流していると、となりの人が、ここで食べよう、と言ったので、そのハンバーグで有名な店(と、ぼくたちは思っている)に車を乗り入れた。窓際の席に座り、海を眺めていると、頭の中をあの歌が流れてくる

ソーダ水の中を 貨物船が通る ♪

食事を終え、低い空に浮かんでいる太陽に向かって走った。すると甘く冷たいものが欲しくなった。ソフトクリームが食べたいね、ということで意見が一致した

海が見える海岸に行ってみた。風が強かった

進入禁止。ぼくは免許を取って数年間、この標識の意味を知らなかった

灯台へ向かう道。なぜか、となりの国の観光客がたくさんいた

某植物園で恒例のイルミをやっていたので、駐車場に車を停め、暗くなるのを待って入場した

海がテーマになっているようだった

ぼくの嫌いなサカナもいた

冬の底

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午後0時00分の太陽

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ミカンに見えるけど、ただのミカンではありません。今日、これを浮かべて風呂に入ると、なにかいいことがあるそうです

high noon

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午後0時44分の電柱の影。そういや子供のころ、影踏み、という遊びがあったけど、どうやるんだったか忘れてしまった。

水銀灯

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夕食後、散歩に出かけた。いつものように遊歩道をとぼとぼ歩く。水銀灯が暗い夜道を冷たく照らしている。その真下にさしかかった時、水銀灯の電球がプツリと切れて、あたりが暗くなった。なんだか不吉な感じがした

砂浜

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目覚ましが鳴らなかったせいで、朝起きると9時前だった。家には誰もいなかった。コーヒーを点てて、ぼんやりしているうちに昼前になった。ヨッパライ某が用事を済ませて帰ってきたので、海の近くの食堂に行き、魚フライを注文した

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しばらく波打際を歩いたが、なにも頭に浮かんでこなかった。そんな日もある。最近、そんな日の方が多い

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小さな貝。心は動かない

夜道

夕食後、おニューの手袋をはめて散歩に出かけた。思ったほど暖かくない。1200円のやつにすればよかった、と、悔やみながら歩いているうちに暖かくなってきた。遊歩道を歩いていると、どこからか中学生が近づいてきて、一緒に歩いてもいいですか、という。いいよ、というと、暗いところを歩くのが怖くて、というので、何が怖いの、幽霊?と聞くと、うん。という。ふーん、家はどこ?ときくと、〇〇町。さっきそこを歩いてきたので引き返す気にならなかった。ぼくはこのまままっすぐ行くよ、というと、彼はうなだれ、だまって右の道に歩いて行った