雨の水曜日。店のまわりにも赤い花が咲き始めた
今日はケーキを食べる日。家族のだれかの誕生日。ぼくはラムをかけて食べる。こうやって食べるのが一番うまいと思う
これはドキュメンタリー映画「パーソナル・ソング」を紹介する動画です。知ってる人も多いと思うのですが、初めて見る人はかなり驚く内容です。
以下、アマゾンの内容紹介文より
音楽のチカラが、人生の喜びを取り戻す。介護の現状に一石を投じる、全米注目のドキュメンタリー。
介護施設に入居するひとりのお年寄り。若い頃の記憶をまったく思い出せない彼女だが、思い出の音楽を聴かせると、とつぜん饒舌に過去を語り出した。
薬ではなく、音楽のチカラで認知症患者の心の目を覚まし、人生の喜びと、人との繋がりと、活力とを取り戻すことは可能なのだ。
この驚くべき動画を見てぼくはすぐさま一計を案じた。ぼくもそう遠くない将来、認知症患者の仲間入りをするかもしれない。その時のために、「もしぼくがそうなったら、この音楽を聞かせて欲しい。きっと不死鳥のようによみがえるから」と、音楽ファイルの入ったメモリーカードを家族に預けるのである。
という話を、さっき夕食を食べながら家族と話していたのだけど、どの音楽を選ぶかで白熱してきた。ぼくが、「もしそうなったら、まずは矢沢永吉の時間よ止まれを聞かせてみてくれ」というと、ヨッパライ某が、「あんたが? 似合わないってば」というので、「なんで?」というと、「そういう人じゃないでしょ」という。いつものことだが、みょうな話になってきた。
カラー地図を印刷する必要が生じたので、パソコンからネットプリントにファイルを送り、自宅近くのコンビニで印刷することにした。深夜のコンビニは台風が近づいていることもあって、人影もまばら。店内のプリンタに先ほどアップしたファイルをダウンロードし、印刷ボタンを押す。便利な時代になったものだ。プリントを終え、車をとばして帰宅し、カップに氷を入れてウイスキーを注ぐ。やれやれ、やっと一日が終わった。ウイスキーを飲みながらポケットをまさぐり、硬貨をテーブルに広げる。ん?金額が合わない。お釣りを取るのを忘れたのだ。車に乗って取りに行こうと思ったが、お酒を飲んでしまった。しかたなく、歩いていくことにした。車だと5分で着くのに、歩くとけっこう遠い。でも、お酒のせいで、なんだかいい気分。コンビニに着いた。客は一人もいない。お釣りはそのまま残っていた。ラッキー! ところが店を出たとたん、大粒の雨が横殴りに降りだした。台風がすぐそこまで来ているのだ。ぼくは雨に濡れながらとぼとぼ帰った
昼過ぎ、お客さんとコーヒーを飲みながら話してたら、ヤマビコの話になった。ぼくが、ヤマビコなんて最近の人は知らないんじゃないですか、特に、この辺りには高い山もないし。というと、そんなことはない、開聞岳の上でもヤマビコは聞こえるよ、という。お客さんはその付近の出身なのだ。へえ、どこに反射するのかな。あのあたりだったら、よほど大きな声を出さないとヤマビコは返ってこないんじゃないですか、というと、まじめな顔で、メガホンを使うのよ、ヤッホーって。ずいぶん迷惑な話だと思ったが、だまっていた。うちのお客さんは変わった人が多い
先日リュックサックを買った。10種類の柄から選べたのだけど、どういうわけか布の柄によってずいぶん価格が違う。一番気に入った柄が一番高く、一番安いのより7割も高かった。ぼくは躊躇せず一番安いのを買った。これに好きなワッペンを貼って、少しでも高いふりをしようと考えたのだ。ワッペンは、愛用しているコーヒーカップに印刷されている犬(ケンケン)を抜擢するつもりでいたが、ネットでいくら探しても気に入ったものがない。探しているうちに変な顔のスヌーピーが目に留まった。眠たそうな、デブで不細工なスヌーピー。よく見るとOlafと書いてある。Olafってなんだろう、と思い、調べてみたら、スヌーピーの兄弟なんだそうで、「みにくい犬コンテスト」で優勝した経歴を持っているという。そうか、スヌーピーには兄弟がいたのか。でも、気に入ったので、このワッペンを購入することにした。ところで先日購入した一番安いリュックサック、今日価格を見たらなぜか値上がりしていて、ほかのリュックと同じ価格になっていた
「君にとって生きるとはどういうこと?」
との問いに、彼女はこう答える。
「誰かと心を通わせること」
マルティン・ブーバーが「我と汝・対話」で言いたかったことを一言で言えばコレなんじゃないか。つまり、生きるとは誰かと心を通わすこと。さもなくば君は自分と出会うこともない。
太陽で大きなフレアが発生したらしく、朝からどーもチョーシがわるい。ニュースによると、明日の午後には電気を帯びたツブツブが降ってくるという。ただでさえ憂うつなのだから、変なものを降らせないでほしい
君の膵臓をたべたい。ぼくは映画を先に見て、そのあと本を読んだのだけど、どちらもそれぞれにおもしろかった。ヨッパライ某は本を読んだあとで映画を見たのだけど、本の方がずっとよかった、と言っていた。原作を読んだあとで映画を見ると、削られているところや改変されているところが目について残念な気持ちになることがある。本が先か映画が先か。悩ましい問題だ