屋上菜園

今日は屋上菜園の管理人の誕生日であった。

ブロック2段で囲った中に土を入れ、菜っ葉やナスやトマトなどを植えている。夏はスイカやカボチャが立派な実を結んでいる。今は大きなミカンがたわわに実っている。植物を育てるのは天才的なのだが

ミスター・ゴーン

わが家のリビングにはウェザーリポートの「ミスター・ゴーン」のジャケットが掛かっている。ここ数日、ゴーン氏の話題で世間が騒がしい。そのせいで、このアルバムを久しぶりに聞きたくなった。レコードプレーヤーがないのでyoutubeで聞こうと思い、検索したところ、なぜか出てきたのはミスター・ビーン。おー、そうか、なるほど、と、甚く納得したのだった。

今日から仕事だった。午後、お客さんがまばらになった頃、ヒマを持て余したバイク少年がワックスの効いたナンパ車でやってきた。アルファのスパイダー。この車はぼくの定義によれば、ある晴れた日の午後、髪の長い知的できれいな女の子をとなりに乗せ、海沿いの緩いカーブを白い灯台のある岬へ向けて走る車、なのである。というわけでぼくも一つ欲しい

答えの中へ生きて行こう

新しい年が始まったことだし、なにか人生の目標みたいなのを一つ考えてみたいぜ、とか思ったのだけど、考える間もなく、すでにずいぶん前から人生レベルの目標を立ててマジメに実行していることを思い出した。それは「問いを生きる」ということ。これはリルケという人が「若き詩人への手紙」で書いてることなんですが、「問い」が生じたとき、その答えをせっかちに求めず、かといって無視するのでもなく、それを美しい宝石のように愛し、夜も昼も肌身離さず持ち歩く。すると、なんと、あなたはいつの間にかその答えを手に入れた人生をそれと気づかず歩んでいるのです、という、実にうまい話なのです。
以下、リルケ (著), 高安 国世 (訳) 若き詩人への手紙・若き女性への手紙 より


あなたはまだ本当にお若い。すべての物事のはじまる以前にいらっしゃるのですから、私はできるだけあなたにお願いしておきたいのです、あなたの心の中の未解決のものすべてに対して忍耐を持たれることを。そうして問い自身を、例えば閉ざされた部屋のように、あるいは非常に未知な言語で書かれた書物のように、愛されることを。今すぐ答えを捜さないで下さい。あなたはまだそれを自ら生きておいでにならないのだから、今与えられることはないのです。すべてを生きるということこそ、しかし大切なのです。今あなたは問いを生きて下さい。そうすればおそらくあなたは次第に、それと気づくことなく、ある遥かな日に、答えの中へ生きて行かれることになりましょう。

A LONG VACATION 4日目

テレビも新聞も見ないせいか、元旦だというのにいつもの朝と変わらない。ただ、とても天気がいい。雲一つない。おまけに今日は仕事もない

階下に降り、食堂のドアを開けるとテーブルにはいつもと違う食べものが並んでいる

正月だからいつもと違う料理が並ぶというより、いつもと違う料理を並べることで正月になる、という感じがする

わが家は元日におでんが出る。中のいろんな具を撮りたいのだけど、はんぺんと巾着が浮いてるせいでいつもこんな写真になる

たまには庭の手入れでも

スッキリ

雲一つない夕焼け。左上にあるのは三日月

 

A LONG VACATION 2日目

というわけで年末の大掃除は続くのだった。朝起きて顔を洗い、大掃除用のユニフォームを着込む。マグカップ一杯の熱いコーヒーを飲み、その勢いで風呂掃除に臨む。壁のタイルを洗剤をつけたスポンジタワシで磨き上げ、湯船を洗い、床をデッキブラシでゴシゴシこすり、脚立を立てて天井を雑巾で拭く。今日はもう少しで死ぬところだった。脚立に乗って無心に天井を拭いていたところ、いつの間にかイナバウアー状態になっていて後ろにひっくり返りそうになった。新聞にでも載ろうものなら友人たちは大喜びだ。以前、崖から落ちて手足を骨折して入院した時はもうお祭り騒ぎだった。奴らを喜ばせるのだけは絶対避けたい。以後気をつけよう

風呂掃除を終え、キッチンの掃除に取り掛かる。換気扇のフィルターやファン、レンジの五徳や受け皿を取り外し、特殊な溶液に2時間ほど浸け置きする。その間に流し台の前に新聞紙を敷き詰め、壁のタイルや流し台の扉や引き出しを洗剤をつけたスポンジタワシで磨く。しばらくたってきれいなタオルで拭きあげる。次に壊れたイスの修理。外れた脚部に残った木ダボにボンドを塗りつけ、穴にはめ込み、脚をセットハンマーで叩く。思いのほかうまくいって、ホッとした

晩飯はソーキソバだった。年末になるとこんなのが食卓に上るようになる

A LONG VACATION 1日目

独身のころはウキウキした気分で花屋に行ったものだったが、今は別の目的で行くことが増えた。花もバラなど華やかなものじゃなく、菊とか松の枝みたいなもの。それを新聞紙に包んでもらい、大きな石がずらりと並んでるところに行くのである

霊園を後にし、いつものように店の大掃除に向かう。今日は煙突の中のススを取り除くのが主な作業。昼は、いつものように駅ビルに行っていつものラーメン

作業を終え、いつものジャズ喫茶に寄って、コーヒータイム

この写真を見て何かを思い浮かべた人は、ちょっと前の人。マスターに、これ、アレのつもり? と聞くと、そう。との返事

A LONG VACATION 前夜

今年も黄昏てきました・・・
この時計、今から20年前、七味小路の雑貨屋で購入したもの。なかなか壊れない

2000年4月撮影。この雑貨屋、どこにあったか忘れた。まだあるのかな

よく行っていた喫茶店。厚切りの食パンにバターが載せてあるのを時々注文してた