微熱少年の休日

眠い目を開けて時計を見ると10時を回っていた。さっきまで変な夢を見ていたのだが思い出せなかった。カーテンを引き、窓を開けると雨が降っている。そのせいか外の景色も部屋の中も表情を失って精彩がない。まるでディックの近未来小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の物語の中にいるようだ。10時間近く眠ったというのに頭がはっきりしない。いや、現実感が希薄なのは眠りすぎのせいかもしれないが。ここのところかなり疲れがたまっているとは感じていて、そのせいか微熱が続いていた。3年前のちょうど今頃、疲れを我慢しつづけて帯状疱疹ができてしまった。あの時の状況によく似ている。でも泥のように眠ったせいか体調はまだ完全とは言えないが微熱はなくなっていた。顔を洗い、階段を下りてダイニングに向かい、コーヒーを飲む。いつもなら気分転換を兼ねてドライブに出かけるのだが、今日は家でじっとしていることにした。ヨッパライ某がパンを買ってきてくれたので、久しぶりに自宅ランチとなった。

日曜日の夜

今週の仕事も終わった。店を後にして家路を急ぐ。駅の裏通りを走ってると焼き鳥の香ばしい匂いが車内に流れ込んできた。
夕食が焼き鳥とビールだったらいいのに。
ありえないけど

意識を連続させる努力、みたいな

スピッツベルゲン島には「世界の終末」のために備えられた「世界種子貯蔵庫」があるそうだ。貯蔵庫内は摂氏マイナス18~20度に保たれ、万が一、冷却装置が故障した場合にも永久凍土層によってマイナス4度を維持できる環境に置かれているという。

このお菓子が生産を終了したのが10年前。当時、このお菓子はぼくをぼくとして保つために必要なものだったので、店頭から消滅する前に買い求めて冷凍保存した。最初の写真は保存して間もないころに撮ったもの。今日、食べたくなって冷凍庫から取り出したら残り3個だった

優しいだけでは生きていけない

というわけでステオジシリーズはまだ続くのであった

ぼくたちのモットーは傍観者ではなく冒険者で行こう、だ。言うまでもなく冒険者にはあらゆるところに思いがけない困難、災難が待ち受けている。そう、タフでなければ生きていけない。でも優しくなければ生きている資格がない

クーラー入れて夏がクラー

夕方、ちょっと蒸し暑く感じたので思わずクーラーON! もう夏だね ♪
このクーラー、実をいうと問題なく動くか不安だったので日曜日にテスト起動を行った。なにせ25年も使っている骨董品なのです。恐る恐るスイッチを入れると生暖かい風が出てきた。パンパカパー! 動いた~~! 第一関門突破。しかし10分以上経っても冷風が出てこない。ついに壊れたか、と、思ったのだが、気が付いたらいつの間にか冷たい風が吹き出していた。毎年のことだがヒヤヒヤさせられる

夜のパンク修理

夜、仕事を終えて駐車場から車を出し、数メートルも走らないうちに前のタイヤがゴトゴトいいだした。車を駐車場に戻し、タイヤを見ると見事にパンク。ジャッキアップし、タイヤを取り外す

昨年の夏にパンクした際に熱帯雨林でポチったパンク修理キットをトランクから取り出し、直ちに外科手術を開始

刺さったネジを引っこ抜き、キットの工具に接着剤を塗り付け、穴をゴシゴシ

コイツに接着剤を塗り付けて穴にぶち込むのだ~!

はみ出たゴムをカットして手術終了

タイヤを元通り取り付け、空気を入れておしまい。意外と簡単だった。牛乳みたいなのを注入するよりは確実かも

夜空を横切るムカデ

8時半過ぎにSpaceX Starlink Satellites がわが家の上空を飛んでいくというのでビデオに撮ってみました。隣で缶ビール片手に衛星を見上げていたヨッパライ某が、不気味~、とつぶやく。ぼくは夜空を横切っていくムカデの正体を知っているから不気味とは思わないけど、何なのかよくわからないヨッパライ某には気色悪い怪物に見えるのかもしれない

A LONG VACATION 5日目

長いようで短かった休日も今日で終わり。休日はいいものだが、休日に終わりがなかったら、それはぼくが知っている休日とは別のものかもしれない

ただ波打ち際を歩く。波と波の間に答えが浮かんでるような気がして

環天頂アークと日暈