今日は三ヶ月おきにやってくる歯のメンテナンスの日。どこも悪くないのだけど予防のため。それが終わったらヨッパライ某を病院に連れて行き、その足で父の携帯電話の解約手続き
バタバタと用事を済ませ、海の見える小さなレストランのテラス席へ。パスタをフォークに巻き付けながらドストエフスキーの話などポツリポツリ
海に寄ってみる
誰もいない海。さきほど解約した父の携帯をコールしてみた。「おかけになった電話番号は現在使われておりません」
いつも宇宙とつながっていたい。それを確かめるために海に来る
ぼくを一人残して夏は去っていく。
失恋にも似たこの切ない気分を本でも読んで紛らわさなくちゃ。
というわけで選んだ本は、ディーリア・オーエンズ著「ザリガニの鳴くところ」
わが家にはガラス製の小さなドレッシングシェーカーがある。これにオリーブオイルと砕いた胡椒と酢と玉ねぎをすりおろしたのと、ハーブソルトを適当に入れてシェイク。以前はスーパーで売ってる既成のドレッシングを使っていたが、それとは次元の違う味がする。伊丹十三は「女たちよ」というエッセイ集で、「既製品のドレッシングを使う人は、人間も既製品ということだ」と口をとがらせていたが、マヨネーズについても「友人のうちに遊びに行くと、奥さんが胡瓜やレタスを刻んでチューブ入りのマヨネーズをにょろにょろとかけたやつを出してくる。あれは侘しいなあ。自分の工夫が一つもない。したがって料理でも何でもない」と不平を鳴らしていた。マヨネーズも自分で作ると断然うまいのだという。そういうぼくも作ったことはないけれど。
ずいぶん昔の話だが、その伊丹十三がマヨネーズのCMを好演していてけっこう笑えた。あのころはテレビCMばかり見ていたな。
昼過ぎいらしたお客さんのカメラ。装填しているフィルムはベルビアだそうです。
仕事から帰ってご飯を食べてると、
「今日は天気が良かったからシーツを洗ったよ」
とヨッパライ某が言った。
「ふーん、よかったね」とぼくが言うと、
「シーツにカマキリが引っ付いてたから、机に載せといた」
「机に載せておいたって? カマキリは動くでしょ」
「動くかなー」
ヨッパライ某が知ってるカマキリはぼくの知ってるカマキリとは違うらしい。
部屋に行って机の上や周囲を探すが、カマキリはいない。と、網戸に変な虫が。
たいそう機嫌が悪く、つかもうとするとカマを振り上げて威嚇する。虫のくせに
今日は星がよく見えた。天の川も半分くらい見えた。写真は沈みゆくサソリ
☆ 夏にしなくてはいけないリスト ☆
ソーメン流し
ひまわり
太平洋の灯台
バーベキュー
入道雲と海沿いのカーブ
線香花火 (購入済みだが天気が悪い)
シロクマ (コロナが気になる)
青いクラゲ (近々写真を撮りに行きます)
両棒餅 (今年は行けないかも)