4年目の引越し

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117_2ゴールドクレストの鉢が小さくなったので、昨夜、仕事の帰りに某ホームセンターに寄り、大きな鉢を買ってきた。植物のためには素焼きの鉢がいいのだけど、重くて移動が大変。というわけで、プラスチックの鉢をチョイス。今朝、いつもより早起きして植え替えを実行。鉢を外すと、土は見当たらず、まるで大きな糸玉のよう。土はどこへ行ったのか。いつごろ植えたんだろうと思い、ブログを遡ってみると、4年前の5月にその記事があった。
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明日、某珈琲店はお休みです

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みなさんは雪の結晶を見たことありますか?
ご存知のように、結晶というのは生き物と一緒で、一定の条件を備えれば育てることができます。写真は去年の冬に採集した雪の結晶ですが、ずいぶん大きく育ったので、庭に移植してみました。丈夫に育ってくれればいいのですが。

ぼくのコダクローム

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むかーし、8mm映画を撮っていたころ、主にコダクローム40というフィルムを使ってました。ぼくはこのフィルムで撮った風景の色が大好きでした。ほかのフィルムに比べ、色が厚く、温かいんです。10年くらい前に初めて買ったデジカメはコダック製でした。このカメラで撮った写真をパソコンで表示した時、「あ、コダクローム!」と思わず叫んでました。フィルム会社特有の色って、あるんですね。ちなみに、フジのデジカメを買ったときは、あ、これはフジクロームの色だ、と思いました。上の写真は、コダックで撮ったものではないのですが、これを見て思わず「コダクローム」とつぶやきました。そう、こんな色なんです、コダクロームの色。

底なし沼ツアー再び

昨日はひどい閉塞感に襲われ、息をするのも苦しかったが、今日は打って変わって、スキップしたくなるくらい快調であった。閉塞感の原因は、ここ数日の寒さにある。ぼくは体温が下がると思い切り調子が悪くなるのだ。というか、そういう病気らしい。予防は簡単だ。寒くなったら、厚着をする。とにかく、体を冷やさないこと。分かっているのに、何度も同じ轍を踏むところがぼくらしい。もしあなたが「寒くなると、いわれのない不安に襲われる」ようだったら、ぼくと同じ病気かもしれない。体を冷やさないように注意してください。

氷の世界

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冬はぼくの中にある。ぼくの中に冬がいる。冬は息を白くし、雪を降らせ、水を凍らせる。でもそれは、みんなの冬だ。ぼくの冬は、ぼくの世界だけを凍らせる。ぼくだけに冷たい風が吹く。ぼくの顔は凍り、笑うことができない。何もかもが凍りついている。いつもの人がいつもの人に見えない。凍っている。凍ったまましゃべっている。ぼくのまわりに氷の壁があって、ぼくは信じられないくらい孤立している。だけど、もしかすると、これが正常な、あるべき感覚なのかもしれない。だれもがほんとうは孤独だからだ。
明日の朝起きたとき、冬が去っていればいいのだけど。

バラが咲いた

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「黄色いバラと赤いバラが咲いたの」
カウンターで珈琲を飲みながら常連のKさんが言った。
「へぇー、バラを育ててるの。意外だな」
ぼくは言った。
「意外じゃないでしょ! そういう人なのよ、あたしは」
Kさんは憤慨して言った。
「信じられないな、花を育ててるなんて。そんなふうには見えないよ。じゃあ、あの花の名前、分かる?」
ぼくはテーブルの花を指差した。
「○○○○でしょ?」
正解だった。ぼくは彼女を見直した。