
今頃なぜか怪獣映画がマイブームなのだ。なかでも、ガメラ、そしてモスラ。特に、モスラの幼虫がビミョーにステキだ。あれはかなりグロい。顔を背けたくなるほどだ。だが、そこがチャーミングなのである。そう、愛とは常に矛盾するものなのだ。あのイモムシが東京タワーを襲う場面では、思わず喝采してしまう。東京タワーは大好きな建造物であるが、それとコレとは別の問題だ。そこでぼくは、机の上にあるものを使って再現してみた。

雲
風が気持ちよかったので、屋上でぼんやりしていた。
海のほうから雲が流れてくる。
ずっと見ていると、それはときどき、ぼくの好きな形に変化した。
ぼくはそれに名前をつけた。
イッシーダンゴ
ラドン
キンギョ
モーリシャス諸島
帝国
帝国は、威圧感のある、とても大きな雲だ。
それが近づきながら、刻々と変化していく。
左側が長く延びて首になり、恐竜になって、首がちぎれた。
ちぎれた首はいつの間にか消えてしまった。










