さっきから思い出そうとしているのだけど、どうしても思い出せない。それは靴下にまつわる例の問題のことだ。ぼくがサンタの存在を否定するようになったのはいつだったろう。どうしても思い出せない。思い出せないということは、それがずいぶんむかしだった事を意味していると思う。小学校に入る前。4才くらいか。もしかするとハナから信じていなかったのかもしれない。となると、ぼくは夢のない、さびしい幼少期を過ごしたことになる。偏向したロマンチストになってしまったのはその反動かもしれない。一方、赤ちゃんがどこからどうやって運ばれてくるかを知ったのは中学1年の時だった。これははっきり憶えている。あれは衝撃だった。絶望的気分になった。
サンタを信じている子供たち。サンタがいないと知っても絶望しないで欲しい。しないと思うけど。
あさってから屋根裏ギャラリーにて
当ブログにもリンクさせていただいているLEATHER STUDIO feel so goodさんの作品展示会がいよいよあさって、12月21日(火)から始まります。場所は薩摩蒸気屋 屋根裏ギャラリー。天文館に出かけられた際は、ぜひ寄ってみてください。世界に二つとない、手づくりのバッグ、革製品たち。見るだけでも十分に楽しめます。あたたかいコーヒーを準備してお待ちしてます。詳しくは feel so goodさんのブログでご確認ください。
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拝啓、元気です
拝啓、わたしは元気です、とのことでした。
2010年のビーンボール
バッドマンリターンズ
おぬしもワルよのう
彼は何者であろう。
1 小悪党
2 密売人
3 詐欺師
4 ウルヴァリン
5 陶芸家
彼の作品。カワイイでしょ?
もし、彼に会いたくなったら、こちらへどうぞ。
冬の足音
つぶやき
ふと思い立って、むかしの日記を読んでみた。あれまぁ、むかしのぼくって、やさしいな。できたら友達になりたいくらい。こまったな、今のぼくがやさしくない、ってことが、これで分かったわけだ。やれやれ、何とかしなくては。今年ももう終わるし、来年から努力してみよう。
ジンジャラスな一日
地下道その2
昨夜から一階の納戸付近で卵が腐ったような異臭が漂いはじめた。おそらく地下空洞で何かあったのだろう。空洞に通じる扉に隙間ができて地下の空気が漏れ出した可能性が高い。扉を交換するにはまだ早いと思うのだが。前回交換したのが2006年の10月だから、あれから4年経ったことになる。早いものだ。その前に降りた時は扉の向こう側に骨と皮になった動物の死骸が無数に折り重なっていた。一見、犬に見えるが猿のようでもある。まったく得体の知れない不気味な代物だった。万が一そいつらが扉を開けて家に入り込んできたら。想像しただけでも鳥肌が立つ。ことは緊急を要しているのかもしれない。扉の様子を見てこなければ。ぼくは納戸の奥の羽目板を外し、地下空洞に通じる石積みの階段に足を踏み入れた。